先日行った【JSCA指導者検定会ベーシック課程】「知識課目」検定に引き続きまして、今日は「技術課目」として、「漕艇技術」と「指導技術」の検定と、「安全技術講習」を実施しました!
午前中は「技術課目」検定です。
可能な限り波風の影響のないところを探し、獅子島へ。
「漕艇技術」検定では、前進50m→停止→後進50mほどと、定置回転(スピン)をしてもらいます。
続いて「指導技術」検定ではPFD(ライフジャケット)装着、乗艇下艇、陸上パドリングのどれか一つを、受験者同士で模擬講習してもらいます。
※以上、JSCAホームページ「検定課目ガイドライン」より検定課目詳細を抜粋。
そのあと、検定の内容を踏まえたフィードバック講習をします。
この検定後すぐに実施するフィードバックが、受験される皆さんにとって身になる講習なんです♪
お昼ご飯はサニーコーストカヤックスにて。
今回はいつもお世話になっているお二人が受験してくださったので、特別に「伊勢うどんの焼うどん」をご馳走しちゃいました~!
午後は「安全技術講習」です。ここからは検定ではなく講習となります。
まずはトーイング(牽引)を体験してもらいます。
トーイングに必要な道具の知識と使い方、そしてそのデメリットも学びます。
続いてレスキュートレーニング。
人を助けるグループレスキューの様子です。
僕も助けてもらいました~。
この笑顔♪
楽しく練習してもらえました!
レスキューではSafety(安全に)、Speed(素早く)、Simple(簡潔に)というキーワード「3S」が大切ですが、実際の現場ではこのSmile(笑顔)も大事なんですよね。
こちらは遊泳者を牽引する想定の練習。
色んな姿勢、向き、つかまる場所なども検証しました。
どうでもいいことなのですが、助けられながらパシャリと写真を撮るのが往年の写ルンですのCMみたいでちょっと楽しかったです。笑
そして忘れてはいけないのがセルフレスキューです。
インストラクター・ガイドが出来なかったら話にもなりませんからね。
もちろん一般愛好家の皆さんにとっても、再乗艇は出来ないとまずいテクニックです。
セルフレスキューの練習は、道具無しでやるだけではなくパドルフロートを使った方法なども学びます。
自分は出来るからいらないし使わない、ではなくて、色んな参加者の皆さんへ技術を伝えるためにはパドルフロートなどの補助具についてもきちんとした知識を持ち、習熟しておかなければいけないと思います。
こうしてたっぷり時間を使い、「安全技術講習」を終えてサニーコーストカヤックスへ戻ったのでした。
そして検定の結果は、、、
お二人とも見事合格です!
おめでとうございます~!!
2日に渡る検定会、本当にお疲れさまでした。
今後のカヤックシーンでのご活躍を祈念しております。
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