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2021年2月20日土曜日

2021年2月20日【大人の社会科見学と浜掃除】

 このところ、伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会での活動が多くなってきました。

先日は恒例化しつつある事業者さんへの訪問=大人の社会科見学、そして今日は活動フィールドでの清掃活動をしました。

 

 
伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会のみんなでお邪魔してきたのは大台町にあるお茶農家「やまりん製茶工場」さん。
まずは事務所で創業会長さんから起業から有機無農薬栽培へ至った経緯を伺いました。

今でこそ有機無農薬のお茶と言えば付加価値があってちょっと高くても安心安全なら、ということで手に取る方も多いと思いますが、なんと「やまりん製茶工場」さんでは1978年から始めたとのことです。
 
 
続いて畑の見学へ。
この日は「お天気雪」舞う極寒の日。

日影のお茶の葉の上には雪が解けずに残っていました。
 
 
こちらが「やまりん製茶工場」さんの有機無農薬栽培しているお茶畑。
なんと樹齢50、60年だとか!
 
この後、工場内も見学させていただきお茶づくりの基本を学ばせていただいたのでした。
うん、大人も社会科見学すべきですね。
「やまりん製茶工場」さん、ありがとうございました~。
 
サニーコーストカヤックスでは今後、ツアーなどでコーヒーが苦手な方などには「やまりん製茶工場」さんの有機無農薬栽培のお茶をご用意しますよ♪
 
 
そして今日は各自然体験事業者が、自身が活動しているフィールドの清掃活動などをする事業として五ヶ所川の河口付近の浜掃除をしました。
 
 
年に数回は自主的に浜掃除をしていますが、今回は伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会としての活動。
ちょうどタイミングもよく(!?)、いつも利用している浜のゴミが気になり始めていたところでした。
 
 
清掃作業は五ヶ所川の河口付近、右岸・左岸ともに行いました。
夏以降、台風も来なかったおかげか、この秋冬の間はそれほどゴミがたまっていませんでした。
 
 
それでもスタッフMくんと二人で2時間ばかり作業すればゴミ袋はみるみるパンパンになっていきます。
こうしてゴミ拾いをしていると、浜の様子だけではなく、その海の生活が透けて見えて来るようですね。
 
 
こちらが本日の成果でございます~。
この他に燃えないゴミも一袋分収集しました。
 
これでまたこの浜からすっきりした気分で漕ぎ出せますね♪
 
 
今回は伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会の事業としての清掃活動でしたが、やっぱり気付いた時に浜掃除をしていきたいと思います。




2020年3月6日金曜日

2020年3月6日【開店休業】近況報告とロケハンと

【コロナウィルス】のためすっかり客足が遠のいた、のではなく例年通りな閑散期を過ごしておりますサニー本橋です。笑
でも、ただお家でじっとしているわけでもなく、グリーンシーズンへ向けて着々と準備を進めている今日この頃であります。


先月末の出張以降、すっかりご無沙汰してしまったブログですがまずは元気にしておりますとご報告いたします。
日本は今、【コロナウィルス】の不安の渦に巻き込まれておりますがそんな時だからこそ自分にできることを普通にしよう、ということで先日、献血へ行きました。

景品(と言うのは失礼ですかね)に定番のブリックパックを2本飲み、お土産でジップロックと珪藻土コースターをいただきました。
こういうのも普通にうれしいものですよね。


そして今日はある方から声を掛けていただき、某所へロケハンのため漕いできました。

3月に入ってからのほうが冬型の気圧配置がきつく、今日もその例に漏れずそれなりな北風吹きすさぶ中、風裏を選びながら踏査していきます。


この時期、海の透明度は非常に高く、海藻が繁茂し始めた海の中を覗きながら漕いでいくのは確定申告が終わったというだけではなく解放感と充足感に満たされるものでした。
こんな小洞窟もあり、こうした手付かずの海岸がそこら中にあるという伊勢志摩国立公園の海の良さを改めて感じました。


岸べただけでは面白くないのでちょっと漕ぎ出してみます。
途端にツアーでお客さまはお連れしたくないような風にカヤックは押されてあっという間に対岸へ。


小さな入り江の小さな港の出口に立つ小さな灯台。
係留された船もこの灯台も控えめな佇まいがホッと一息つく安らぎを与えてくれます。
そしてここはツアーでも来たいなと観光資源として見てしまう職業病。笑

この後の帰路は向かい風向かい波で、こんなに全身ずぶ濡れになるのはリバーカヤック以来だなと思いつつ、運動不足解消とばかりに力を込めて漕いだのでした。


一時間ほどで戻ると昼食を用意してくださっていました。
ご馳走様でした。(この写真でピンときた方も場所バレはご容赦ください)

観光地である伊勢志摩エリアも【コロナウィルス】の影響で相当な営業的ダメージを負っているようです。
それを挽回するべく、今だからこそ次なる一手を、布石を打っていく。
今回のロケハンを受け、このフィールドでのツアー催行が実現できましたらあらためて告知させていただきます。

そして、カヤックツアーで少しでも地域経済の活性化のお役に立てればと考えています。
もちろんサニーコーストカヤックスにとっても売上アップになりますように。


サニーコーストカヤックスは、8年目の春を迎えようとしています!



2020年1月22日水曜日

2020年1月21日、22日【伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会 人材育成部会】グランピング施設にお邪魔してきました!

昨日の夜は志摩市市後浜にある【Kabuku Resort】さんへ「伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会」人材育成部会としてお邪魔してきました。
こうした活動を続けてきて本当に良かったなと本音がポロリと出てしまうほど楽しませていただきました~♪笑


【Kabuku Resort】さんはグランピング、バーベキュー、カフェなどの総合リゾート施設です。
支配人の濱田さんはサーファーでもあり、伊勢志摩のサーフスポットでもある市後浜で開業されました。


今回の「人材育成部会」参加者は11人。
半数以上がお泊り予定です。


まずは施設をご案内していただきました。
こちらがグランピングテントの内部。

普通にベッドが置かれ、コタツ、ファンヒーター、冷蔵庫も完備。
サニー本橋のソロキャンとは次元が違いすぎます。笑


ここはトレーラーハウスをリノベーションした「ムービングハウス」。
和風テイストでお洒落ですね。


そしてジャグジーも!
この品物そのものに皆さん興味深々でした。

ちなみに今回は車いすの方もいらっしゃっており、バリアフリー視点でのご意見も聞かせていただきました。


ドラム缶風呂もあります!


野趣あふれる趣向ばかりではなく、パウダールームもちゃんとあり、アウトドア初心者の女性も安心して宿泊することができるように工夫していらっしゃいました。
(※説明を聞くまでパウダールームというのが何を目的とした建物なのか想像もできませんでしたがね。笑)


カラフルにペイントされたここは元々はスケボーパークで、今はイベントスペースにしています。


一通り施設を見させていただき、懇親会(新年会ですね)スタートです♪


伊勢志摩産のカキも登場!
ビールが進みます~。

バーベキューコースは火熾しはもちろん、焼くのもスタッフの方が手を貸してくださるのでとっても楽チンなのです。


暗くなってきたところで、「星のソムリエ」宮本さんにお越しいただき、星空観賞会をしました。
アウトドアで活動しているのに星のことをよく知らないのはもったいないですね。

この夜は色々と勉強させていただきました。


頑張ってスマホで撮影。
良く見るとオリオン座も写っています(はずです)。


星空観賞会の後は、施設内の丘へ。


冬期はイルミネーションを実施中~♪


テーブルを一脚だけ置いたこんなスペースも。
プライベートで特別な時間を過ごしたい方などにぴったりですね。


そして、、、冷えた身体を温めるお時間となりました!
ジャグジーにご満悦のお二人♪


サニー本橋はドラム缶風呂へ~。
濱田さんがビールをくださるので仕方なくプシュリ。笑

この後、フィンランド式テントサウナにも入り、身体の芯からポッカポカに温まらせていただきました♪


最後はセンター棟で二次会を。
ここにはプラネタリウムがあり、天井と壁とに投影することができるようにしてありました。

曇りの日でも星空観賞が楽しめますね。


ちょっとしたバー並みにお酒も揃えていらっしゃり、四方山話を肴にお酒も進む夜となりました。


翌朝。
日の出を見に徒歩1分の浜辺へ。

水平線から昇る太陽は見られませんでしたが、代わりにドラマティックな朝焼けを堪能することができました!


日の出を見てから朝食を。
ドリンクを選ぶことができ、コーヒー党のサニー本橋も珍しく柚子茶を飲ませていただきました。


もう僕が持っていたキャンプという概念がいかに矮小であったかを思い知らされることの連続でした。
これがウワサのグランピングというものなのかと、本当に勉強になりました!

もちろん「人材育成部会」では楽しむだけではなく、受け入れてくださった事業者さまには参加した人たち=体験事業のプロたちからの時には厳しいご意見もさせていただきフィードバックをしています。
それこそがこの「人材育成部会」の一番の特徴であり、プロ目線での意見交換は間違いなく事業者さまにとって有意義なものになるのではないでしょうか?

今年も「人材育成部会」では伊勢志摩の事業者さまのところへお邪魔してお互いに勉強し合い、高め合っていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、てありがとうございました。
【Kabuku Resort】濱田さん、本当にお世話になりました!


2020年1月17日金曜日

2020年1月15、16日【伊勢志摩の一次産業を学ぶガイド講習会】2日間たっぷりと勉強してきました!

先日、「伊勢志摩観光コンベンション機構」さんが主催した【第一次産業と観光との連携による伊勢志摩国立公園の魅力を学ぶ講習会】という2日間のプログラムに参加して来ました!
知っているようで知らなかったこと、ぜんぜん思っていたのとは違っていたことなど、ガイドが普段活動しているフィールドでお仕事をしていらっしゃる一次産業の皆さんのことをより深く勉強させていただきました~。


初日の早朝、鳥羽に集合して貸切バスで志摩市・和具漁港へ向います。


和具漁港の市場に到着。
講習会の参加者は全部で30人ほどです。


市場へ足を踏み入れる前から活気のある声が響き渡っていました。
朝の「競り」です。

この時はキハダマグロが取引されていました。


こちらは市場内の生け簀。
今年は暖冬、そして黒潮の蛇行などの影響で海水温が下がらず漁獲量は少なめだとか。


続いて伊勢エビが入荷してきました。
伊勢エビを目利きして選り分けていきます。

高級食材もこんなにいっぱいいるとありがたみが薄れますね。笑


動画もどうぞ。
サイズはもちろん、ヒゲの状態や足が取れていないかなどしっかりチェックしています。

市場を後にして和具港に隣接する漁協さんの事務所へ移動しました。


途中、こんな建物が。
これは倉庫ではなく海女さんたちが休憩をする海女小屋なのです。イメージにある海女小屋とかけ離れてすごい立派です!

間違いなく世界一、最新鋭の海女小屋と言えるでしょうね。笑


さらに歩いて行くと伊勢エビ漁の網さばき(漁で使った網を整えている)をしているおばちゃんたちがいました。
漁協の方が話しかけるとボケとツッコミが行き交う元気なやりとりが始まり、みんなを笑わせてくれました。


事務所の会議室をお借りして「三重外湾漁業協同組合」の方々からここ和具地区で行われている伊勢エビ漁の資源保護活動「プール制」について説明していただきました。
大雑把に言うと「みんなで獲って、みんなで分ける」んですが、その制度を作り上げる過程があればこその成功事例だと思いました。

エビ網を太い糸にし網の間隔も広くして小さい伊勢エビが掛かりにくいようにしたり、禁漁区の他に保護区を設けて漁を制限したり、仕掛ける網の数を減らしたおかげで労力が減って無駄がなくなり、それにも関わらずなんと漁獲高まで増えてしまったんだそうです。
なんだかデメリットが一切ないのにどうして他の地区でも取り入れないんだろうと素人考えしてしまいますが、和具地区だからこそできたという部分もあるようでした。


続いて向かったのは鳥羽市・答志島です。
鳥羽にとんぼ返りしてチャーター船に乗り込みます。


答志島の答志港。
午後の競りに間に合いました。


答志港の市場はルールを守れば誰もが見学することができます。
市場に入る前には靴を消毒し、帽子を被ります。

咥えタバコの屈強な漁師たちが闊歩する昔ながらの魚市場のイメージはどこにもなく、衛生管理もしっかりしていました。


答志島といえばこちら「答志島トロさわら」です!
シーズン終わりなのでそれほど多くは水揚げされていないとのことでしたが、ヨダレと釣り欲を刺激するには十分なサワラたちがたくさんいました。笑

ブランド「答志島トロさわら」はこのあたりで水揚げされるサワラすべてが認定されるのではなく、一定のサイズで(小さすぎても大きすぎてもダメ)脂肪含量が豊富なサワラにのみ与えられる称号で、上の写真では同サイズながら脂肪量が違うため、右のサワラは認定され(尾びれにタグを付けます)、左のサワラは認定されていません。


その脂肪量を測るのは「フィッシュアナライザ」という機械。仕掛けは体重計で体脂肪率を測るのと似たようなものなのでしょうか。
先年までは抜き取り検査をしていたのですが今シーズンからは全量検査しているのでブランド認定されたサワラはすべてトロっトロの脂ののったサワラというお墨付き!

ハイシーズンには日に2,000尾とか水揚げされるにもかかわらず労力を厭わず品質管理を徹底しているのです。


そしてランチ♪
もちろんサワラのお造りも並んでいました~。


食後はお勉強です。
「鳥羽磯部漁業協同組合」の組合長にもご出席いただき、「答志島トロさわら」について詳しくお話を伺いました。

苦労もたくさんあったようですが、一つの目標だった「漁師さんの所得を増やす」は達成され、今後の展開も楽しみですね。


講習を終え、徒歩で答志港から和具港(答志島のです)を目指しました。
先導していた「海島遊民くらぶ」の江崎さんの気まぐれで狭い路地へ。笑


家々の玄関先にはこの文字が墨書きされています。
これは島の祭りの風習で、八幡さまの八の字を書くそうです。


和具港に着くとサワラ漁で使う船がずらりと並んでいました。
サワラ漁は曳釣りで、左右2本ずつと真後ろに1本の竿を出してトローリングをするのです。

ブランド「答志島トロさわら」で漁村に活気が出て、そのサワラが観光地で食され、買われて賑わい、そうして地元のみんなが儲かる仕組みを生み出した鳥羽の取り組みでした。


2日目の朝。
この冬一番の冷え込みでしたでしょうか。

珍しく五ヶ所湾のほとりでも車のフロントガラスに霜が降りました。


2日目の午前中は伊勢市明野にある「伊勢農業協同組合」さんが運営している「あぐりん伊勢」にお邪魔させていただきました。


事務所でお話を伺います。
「あぐりん伊勢」では農業を始めたいという人を対象にした人材育成事業に取り組んでいます。


主な産品は「伊勢青ネギ」です。
畑に連れて行っていただき収穫作業風景も見させてもらいました。


こちらは収穫したネギを洗浄する機械です。
ただ洗っているのではなくて、設定で細かく調整して根こそぎきれいにしているのです。
(※ちなみに根っこがついているネギのほうが買った後も日持ちするそうです)


次に訪ねたのはイチゴ農園。


もちろん試食させていただきました♪


いちご農園では受粉はミツバチのお仕事なのでこんな巣箱を使っているそうです。
(※注:この巣箱にはミツバチはもういませんでした)


続いてバラ園へ。
こちらではいきなりバラの花束をいただきました~♪

それを受け取りご満悦の江崎会長。笑
(※後でみんなで山分けしました)


伊勢のバラが関西で高値で取引されている、なんて知っていましたか?
なんでも品質が良く、評判がいいとか。

その品質を保つため、農家さんは365日頑張っていらっしゃるそうです。


午前中最後はネギのパッケージセンター。
ここではネギの洗浄と仕分け、箱詰め作業などが行われています。


こちらでももちろん衛生管理はちゃんとされています。
みんな帽子を被って見学。

ネギもこんなに集まると玉ねぎ同様に涙が出ることを初めて知り、それも慣れれば大丈夫ということも学びました。笑


お昼には「伊勢農業協同組合」本店さんの会議室へ。
三重県産の食材がふんだんに使われたお弁当♪
ボリューム満点でした~。


食後には名産「伊勢茶」の試飲も。
お茶担当の方自らが煎茶を点ててくださいました。

ちゃんと淹れるとやっぱり美味しいですね。


午後は「いせしま森林組合」さんにご案内していただき、度会町の山へ。
森林組合で管理している山を見ながらお仕事について伺いました。


漁師さんは獲った魚を売るために漁協が運営している市場へ持ち込み、仲買さんに買ってもらいます。
農家さんは作った作物を農協へ預け、農協は市場(民間と行政が共同で運営)に持ち込み問屋さんに売ります。

山主さんはというと、管理も売買も基本的には自分が組する森林組合にお願いしているそうです。
同じ「組合」といっても役割も仕事もぜんぜん違うのですね。


そして2日間のプログラムすべてが終了しました~。

ご協力いただきました三重外湾漁業協同組合さま、鳥羽磯部漁業協同組合さま、伊勢農業協同組合さま、いせしま森林組合さま、あらためましてありがとうございました!


度会町の山中で集合写真を♪

皆さん、本当にお疲れ様でした!
そして、準備からアテンドまでしていただいた事務局の伊勢志摩観光コンベンション機構さん、お世話になりました~。


一次産品についてはそれなりに知っていることもあったり、調べればネットでも書物でも自分一人で勉強することができますが、一次産業のお仕事についてや組合さんの役割についてまではなかなか調べきれないのではないでしょうか?
こうして漁協さん、農協さん、森林組合さんから直接お話を伺うことができ、天然資源や作物が一次産品になるまでの過程がよく分かりました。
今回勉強させていただいたことをこれからのガイドトークに織り交ぜ、伊勢志摩の魅力たっぷり垂涎の一次産品をもっともっとアピールしていきたいと思います!