2018年7月1日日曜日

2018年7月1日【セーフティ&レスキュー プログラム」安全にカヤックを楽しむための基礎プログラム!

梅雨も明け、7月になった本日はJSCA公認プログラム「セーフティ&レスキュー プログラム(SRP講習)」を実施しました!


JSCA(日本セーフティカヌーイング協会)公認プログラムである「セーフティ&レスキュー プログラム(SRP講習)」は、水辺の安全管理についてテキストを使いながら安全と救助の知識を学ぶ講習です。

受講いただいたのは当店でカヤックをご購入いただいたお客さま。
夏本番を控え、しっかりと安全について考えていらっしゃるようでした。


まずは室内講義です。
テキストは海だけではなく川、湖のこと、もちろんシーカヤック以外の事柄に関しても網羅されているので、サニーコーストカヤックスでは別にレジュメを作成しホワイトボードも使いながら講義を進めて行きます。

近年シーカヤックによる事故が多発する中、安全啓発のイベント等にも関わらせていただいてきたので、事故事例の検証もしっかりとしました。


みっちり学んで、お昼休憩~。
ランチはすぐお隣にある仕出しお弁当屋さん・やまぐちさんに頼んじゃいました♪

美味いんだなコレが!


午後も講義の続きをし、それから仕度を整えて海へと出発します。
知識を学ぶだけではなく、救助=レスキューも実践するのがこのプログラムの特徴なのです。

出艇する時も、その場所に危険なモノ、コトがないかを探す「リスクの洗い出し」も行いました。
そうしたちょっとした`気付き´が怪我や事故を未然に防ぐかもしれません。


まずはひっくり返って脱出するのを体験します。
シーカヤックではなかなかひっくり返らないものですが、だからといって絶対にひっくり返らないわけではありません。

何事も経験なのです。


レスキューギアを使うのも講習の一環です。
こちらは水抜きポンプ「ビルジポンプ」を使用中。

どのくらいの排水量なのか、どのくらいやると腕が疲れるのかも体験します。


そしていよいよ再乗艇(リエントリー・セルフレスキュー)の練習です。
今日ご参加いただいたお客さまはフォールディングカヤック(折り畳み式)なので、再乗艇はなかなか難しいのです。

パドルの先に再乗艇の補助具である「パドルフロート」を括り付けることで艇の安定性を高めます。


再乗艇のコツはバタ足です。
それでもなかなか大変なんですよね~。

お疲れさまでした!


こうして全てのプログラムを終えて戻ってきました。
「SRP講習」を受講いただきますと、修了証を発行しております。

講習では学ぶことがメインとなりますが、それを自身の技術として身に着けるためにはさらなる練習、精進が必要となります。
夏は濡れもの練習に最適のシーズンです!
頑張ってくださいね♪


ご参加いただきましてありがとうございました~!!





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