2018年12月31日月曜日

2018年12月31日【年末のご挨拶】6年目のシーズンもありがとうございました!

平成最後の年末も静かにゆっくりと暮れていこうとしています。
サニーコーストカヤックスにとって6年目となった今シーズンも本当にたくさんのお客さまにお越しいただきましてありがとうございました!


店頭に飾っている伊勢のしめ飾りも28日のうちに付け替えました。
伊勢志摩ではしめ飾りは「年中飾り」なので、一年間、雨にも負けず風にも負けない丈夫なものを選んでお飾りしています。


先日まで飾っていたしめ飾りはお正月に神社へ持っていきます。
他の地域とは少し違う伊勢志摩の風物詩にも、10年暮らしていつの間にか日常になりました。


店内もこざっぱりとお片付け。
むしろ商品はもっと展示したいなあと物欲(!?)が頭をもたげてきます。笑


こちらはプレミアム艇庫会員さまの艇庫。
試乗艇、備品も置いていますがだんだんとご利用者さまも増えてきています!


12月初旬にはスタッドレスに交換済み。
冬は妻の実家への往復が増えて高見峠を往復するので必需品です。
そろそろ溝が怪しくなってきたので予備でチェーンも購入。万が一にも想定外なんて言い訳しないように備えます。


こんな冬支度をしている間に師走も文字通り走り去るように大晦日を迎えていました。
2018年もあと数時間。
迎える新年は次の元号の元年になりますね。

サニーコーストカヤックスは開業7年目。
この6年間、本当にたくさんのお客様に支えられここまで漕ぎ続けることができました。
改めまして皆さまに感謝いたします。

そして新しい年も変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします!!




2018年12月30日日曜日

2018年12月29日、30日【年の瀬キャンプツアー】今年のちゃんと漕げました!年忘れキャンプツアー♪

年も押し迫ったこの週末は【年の瀬キャンプツアー】で透明感溢れる五ヶ所湾を漕ぎ納めツーリングしました~♪


ご参加いただいた常連のお客さまは先日手に入れた「フジタカヌー・アルピナ1-480」の進水式でした。


まずは記憶を頼りに組立です。笑
僕もこのモデルの組み立ては初めて見たのですが、ファルト(折り畳みカヤックの略称)はやっぱり基本構造は似ていて、だいたいこうだろうなというのが当たっていました。

いやあ、ファルトはロマンが漂いますねえ♪


できあがりがこちら!
シュッとしていて格好良く、見た目でいいカヤックだなあと分かります。


そしてお酒を掛けて安航を祈念。
進水式おめでとうございます!

サニーコーストカヤックスでは「フジタカヌー」さんと正式なお取引はなかったのですが、今回こういうご縁であらためて製品を拝見し、しかも工場までそんなに遠くないということも知ってしまったので、この冬中にご挨拶して今後お取引をさせていただけるようにしたいと考えています。
「フジタカヌー」さん、よろしくお願いいたします!


さあ漕ぎ出します。

大寒波が到来し強烈な冬型の気圧配置に覆われた日本列島ですが、五ヶ所湾なら漕げちゃうんです!
と言いつつまずは川で腕慣らし。笑


様子を見て海へ漕ぎ出します。
あれ?やっぱり大丈夫そうです♪


獅子島へ年末のごあいさつへ。
今年もお世話になりました。


ここでなんとロールと再乗艇の練習がしたいと言い出したお客さま。
ホントにやっちゃいました。笑

カヤックを手に入れたらやらなくちゃいけない練習ですが、いやはや、この時期に実行される気概に驚かされました!


3時過ぎに戻ってきました。
冬至を過ぎ、これからは日一日と日が伸びていきますが日が陰ると途端に寒くなるので撤収はパパッと済ませます。

今夜はこの浜でキャンプです。


5時。
空が群青に染まり、ぐんぐん気温が下がって来ましたが流木を集めてたき火を熾せば怖いモノ無しです♪


キャンプのメイン料理は昨年に引き続き「おでん」♪
大根とゆで卵は昨日から丸一日、こんにゃくも今朝から煮込んで味が染みわたっています~。

このほか、伊勢ならではのおでんの具「ひりょうず」などお腹いっぱいおでんを堪能しながら、冬のキャンプの夜長を楽しんだのでした。


翌朝。
日の出の凛とした空気感。

見慣れた風景もこんなにも美しく目に映るものなのですね。


朝ごはんはお米を炊きました。

今回、夏に実施した三重大学「自然環境リテラシー学」の受講生だったFくんがサニーコーストカヤックスの研修生スタッフとして参加しました。
Fくんにはツアーや講習のお手伝いをしてもらいながら、これからたくさんシーカヤックを漕いでもらおうと思っています。

ということで(!?)、ご飯を炊いてもらいました!
上手に炊けて良かったね。(失敗してたらどうなっていたのかなあ笑)


進水式を済ませた常連のお客さまは朝の時間をゆっくり過ごしたのちに所用のため帰られたので、この日はトレーニングがてらFくんと二人で漕ぐことに。
それほど風は強く吹いていませんでしたが油断せずに出艇します。


曇り予報だったのにけっこう青空がのぞき、日差しもあって思った以上に寒くなくて、なんだかいい感じのツーリング日和です♪
ツーリング日和といってもこれはあくまでもトレーニングなのでグイグイ漕いでいきます。

大掃除や年末の仕事をさぼって遊んでいるんじゃありません、これはトレーニング=人材育成なのです!笑


日中に潮が満ちる小潮で普段は通り抜けできない狭い水路を漕ぎ抜けるのもトレーニングなのです。
あー楽し♪


天気図からは想定できない好コンディション。
昼近くになってちょっと強い風も吹きましたが、それもトレーニングとして少し負荷があったかなくらいでした。

ホント五ヶ所湾はいつでも漕げる最高のシーカヤックフィールドですね♪


戻ってきて素早くお片付けします。
Fくんはお客さまじゃないのでもちろんお片付けも洗い物も一緒にやってもらいます。
これからの活躍を期待してるよ~!


これにてサニーコーストカヤックスの2018年のすべてのカヤックプログラムは終了となります。
そして僕にとってもこの日が漕ぎ納めになりました。


今年も本当にたくさんのお客さまにお越しいただきましてありがとうございました~!!
※ 明日また〆のブログ書きます!




2018年12月17日月曜日

2018年12月16日【南伊勢リアスコースト1Dayツアー】小春日和の外洋ツーリング!

常連のお客さまからのご要望で「外洋をがっつり漕ぎたい!」「無人島へ行きたい!」ということで、【南伊勢リアスコーストツアー】で神前浦から南伊勢町最大の無人島・見江島まで行って来ました~♪


今年の12月はあまりにも真面目に冬型のお天気が続いていますが、今日はまさに小春日和といった好天に♪
先々月、台風の影響で荒れていた海がウソのようです。


漕ぎ出せばこの通り。
無風、ベタ凪。


12月のこの海域でこのお天気なのは、僕も初めてかもしれません。
いやあ、本当にラッキーでしたね!

見江島(伊勢志摩国立公園 特別保護地区)まであとちょっとです。


見江島の大洞窟へ。
もちろん平穏に3艇揃って入ることができました。

暑い時期ですとひんやりしている洞窟内ですが、今の時期は逆に海水温のほうが気温よりも高いので生暖かく感じました。


お昼ご飯休憩の浜を目指して狭い水路へ。
こんなところが普通にあるこの海域、やっぱり南伊勢リアスコーストはいいですね♪

経験を積んだパドラーだけが漕ぎ着くことができる絶景エリアです!


岩場の水路を抜けて浜に上陸。
日も当たりポカポカで明るい無人の浜辺です。


ランチはカニ風味の炊き込みご飯!(ただし上に乗っているのはカニカマです笑)
おかげ横丁のほうじ茶を飲みながらカヤック談義に花が咲きました。


午後は見江島を一周しました。
東側へ行くと多少うねりもありましたが、ほぼ無風なのでぜんぜん大丈夫です。

こんなお天気の日は渡船やさんに連れて来てもらった釣り人たちもそこここの岩場に陣取り、竿を振るっていました。


見江島の西側に回り込むと途端に波はなくなり、ふたたびベタ凪です。
段々と雲が空を覆い始め、昼を回っても気温は下がらず快適そのものです♪


遠く、東紀州の海岸線と大台ヶ原の峰々が霞んでいます。
この山並みのグラデーションが美しいですね。


飛鳥池のある浜に上陸してコーヒーブレイク。
10月末のキャンプツアーの時は1m以上の大波が打ち寄せていましたが、今日はちょっと波のある浜への上陸練習をするにはうってつけくらいの小波でした。

サーフ上陸はタイミングと度胸と素早さがポイントです!


ゆっくりとコーヒーを楽しんだ後、帰路につきました。

伊勢志摩国立公園の特別保護地区に指定されている「弁天島」。
台風のせいでしょうか、なんだか島の木々が枯れてしまったようです。
こうした自然環境の変遷も、地球の営みという循環からすると当たり前のサイクルなのかもしれませんね。


12月としては本当にラッキーだった今日の【南伊勢リアスコーストツアー】。
これが漕ぎ納めのお客さまと、まだもう一回は漕ぎたいとおっしゃるお客さまと。
2018年も残りわずかになってきましたが、あと何日、海路の日和があることやら。
それでも漕ぎたいですよね?笑

ご参加いただきましてありがとうございました~!!



今年の漕ぎ納めが済んでいない方、サニーコーストカヤックスは12月29日、30日「年の瀬キャンプツアー」も含め、まだまだ営業していますよ!




2018年12月12日水曜日

2018年12月12日【伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会】外湾漁協さんを見学してきました!

今日は【伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会】のSDG’s部会として実施した三重外湾漁業協同組合さん見学会に参加してきました!


三重外湾漁協さんは南伊勢町の奈屋浦にあります。
参加者が多かったので近くの多目的集会所にて常務理事の田岡さんから漁協の仕組みや漁業権についてのお話しを伺いました。

なんとなく知っていたつもりでいましたが、改めて伺うとそうだったのかあと初めて知ることも多く、とても勉強になりました。
伊勢志摩でエコツーリズムを考えていく上で「海」というのは外せないファクターなので、漁協さんに協力いただいて「漁師さんにとっては当たり前のこと」をきちんと知る機会はとても貴重だったかと思います。


たっぷり3時間近くお話しを聞いた後、奈屋浦漁港を見学させていただきました。
奈屋浦漁港は三重県下で最大の漁獲量を誇っています。それどころか県の水揚げ量の2/3がこの港という、まさに一大漁業基地なのです!


ずらりと並ぶ漁船は巻き網漁をする船団の船たちです。壮観ですねえ。

隣接する市場も県下最大規模。
朝には数百人の漁師さん、卸問屋さんなどでにぎわうそうです。


最後に特別に魚の加工場も見させてもらいました。
捌いていたのは今日水揚げされたワラサ(小振りなブリ)で、町内の保育園の給食に使われるのだとか。
贅沢な給食ですね♪


外湾漁協さんは志摩市から尾鷲市までに点在していた各漁協さんを合併して作られた巨大な漁業協同組合です。
合併には様々な問題がありすぐには団結できなかったところもありましたが、今年の9月に志摩~尾鷲までのすべての漁協が参入したそうです。

後継者問題や漁獲量の低迷など課題も多いとのことですが、伊勢志摩で自然相手に暮らしていくというのは僕らアウトドア事業者と同じであり、課題も共通する部分があることが改めて分かりました。
エコツーリズムの推進のため、今後は漁協さん、農協さん、そして林業組合さんとも手を組み、様々な取り組みをしていく必要性があるように感じます。


伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会では、こうした活動を通して持続可能な伊勢志摩でのライフスタイルも提案していきたいと考えています。
・・・一つ返事で副会長を拝命させていただいきましたが、なかなか重い使命が課せられてきたように感じた今日の会合でした!笑



2018年12月11日火曜日

2018年12月11日【サニーコーストカヤックス施設案内】開店休業につき日曜じゃないけど大工仕事を♪

すっかり冬めいてきた今日この頃、身体から潮気も抜けていきそうな日々を過ごしております。笑
そんな日々に欠かせない(!?)のが大工仕事。


先日、「シーカヤックステーション小山ハウス」の森田さんから提供していただいた自転車ラックとベンチのペンキ塗りをしました。

この自転車ラックは「ジャパン エコトラック伊勢熊野」などで訪れる自転車ツーリングをしていらっしゃる方々のために、サニーコーストカヤックスでも常設することになりました。
雨ざらしになるのできちんと処理を施しておくことにします。


使用したのはこちらの油性ペンキ。
近所のコメリで買ったので、色は在庫任せで「メープル」にしました。

今まで油性ペンキは使ったことがなかったので、そんなところにもちょっとドキドキわくわくしてしまいます。笑


組み立てた状態で全体を塗り、乾いた後にバラしてジョイント部も塗ります。

ちなみにこの自転車ラックは多気町にある「下出木材」さんの商品で、【桧人バイクスタンド】として販売されていますよ!
国産桧を使ったこだわりのバイクスタンドなのです~。


ジョイント部も乾いたら軽くサンディング。


そして木工用ボンドを塗って、


再び組み立てて、漏れ出たボンドはきれいにふき取ります。


そしてビス止めします。


これでばっちりですね!


この自転車ラック(バイクスタンド)はこんな感じで屋外に常設する予定です。(ボンドが乾いてないので、まだ屋外には設置していません)

バイクスタンドだけあってもしょうがないので、空気ポンプも常設します。
もちろん英式・仏式バルブに対応した空気ポンプです♪


ベンチも一緒に提供していただいたので、こちらもきれいに塗り上げました。

バイクスタンドとベンチは近くに設置予定ですので、自転車でサニーコーストカヤックスを訪れた際はくつろいでってくださいね。
また、トイレの使用、水道の利用もお気軽にどうぞ。

来春までにはパンク修理キットなども店内に在庫する予定です。
こんな自転車の拠点が三重県南部に数か所できるので、自転車ツーリングをする皆さんにはうれしいニュースではないでしょうか。


さて、一度手を付け始めると他のところも気になってしまうのが大工仕事の怖いところです。笑

開業時に買ったコーススレッド65mmの箱を使いきっていたので新調しました。
なんだか一人前になった気分です♪


この夏に三重大学「自然環境リテラシー学」で使用したテーブルをいただいたのを、余った資材を足して拡張することにしました。

まずは足元から。
簡単に鞍馬を組めるソーホースブラケットは便利ですがけっこうグラつくので補強します。


天板を二枚追加してこんな感じに。
ぐっと立派なテーブルになりました~♪


ビフォーはこんなんでした。
十分な大きさでしたが四人掛けテーブルとしては狭く感じることもあったので、これからは使い勝手もさらに良くなるでしょう。


さらに天板のビス穴などをパテで埋めます。
今回はしませんでしたが、この冬中にはこのテーブルもきれいにペンキで塗り上げたいと思っています。

・・・ほんとキリなく大工仕事欲求が高まる冬の平日なのでした!笑