2015年11月29日日曜日

2015年11月29日 五ヶ所湾1Dayツアー初級 部活の同窓会!?ツーリング

ご常連のお客さまとそのお友達が遊びに来てくださいました。


聞くと大学時代の剣道部仲間とか。
昔話と友人たちの近況に話が弾んでいました。


お友達のお2人も一回以上は五ヶ所湾へ漕ぎに来てくださっていましたが、3人揃うのは久しぶりとのこと。
お天気も穏やかで、のんびりツーリングとなりました。


気温も水温も下がってきましたが、きちんとしたウェアリングをすれば安全に楽しくシーカヤックができるのです。


午後はあくびももれるほどの~んびり気分に。
親しい仲間たちとのひと時を海の上で過ごすのは格別だったでしょう。

また皆さんで誘い合って五ヶ所湾に同窓会ツーリングに来てくださいね!



2015年11月28日土曜日

2015年11月28日 五ヶ所湾1Dayツアー初級 川も海も湖も!カヤックもカヌーも!!

今日ご参加いただいたご夫婦の旦那さんは川のカヤックも、シングルパドルで漕ぐカナディアンカヌーもするという方でした。


奥さんもそれなりのご経験があり、当店でのツアーは初めてでしたが1Dayツアーを承りました。
午前中は風も弱く、とても穏やかな五ヶ所湾を魅せてくれました。


ランチ休憩はトイレのある某所の浜へ。
空は青く澄んでいますが、それはもうすっかり冬を思わせる気配が漂っていました。


午後になりちょっと風が強くなったので、湾内アイランドホッピング・コースを楽しんでいただきました。
西寄りの風が吹きぬける場所を避け、ツブラコ島の風影で一休み。
川でいうエディ(過流)のような所ですね。

海と川も、違うところもいっぱいありますが似たところもあるのです。


この空。
でももうそれは秋のものではなく、しっかりと季節の移り変わりを感じる空でした。

最後は風を避けて入り組んだ入り江へ。そこはもう別世界でした。

秋には秋の、冬には冬のシーカヤックの楽しみ方があります。
四季折々の風物詩を探して、感じることができるのも、シーカヤックツーリングの魅力の一つです。


2015年11月23日月曜日

2015年11月22日 五ヶ所湾1Dayツアー初級 高曇り、晩秋の気配漂う海

天気予報は時々刻々と変化して、結局雨にも降られず風にも吹かれず、なかなかお目にかかれないほどのべた凪の一日となりました。


山歩きを長~くやってきたこの日のお客さま。
今年からシーカヤックを初めてすっかり気に入っていただいたようです。

どのくらい漕げるか、たくさん距離を漕いでみたい!というご要望にお応えして湾口の宿田曽まで行きました。

おへその灯台‘尼崎灯台’周辺もほとんど波がなく、岩と岩の間をすり抜けていきます。


こちらは伊勢マグロの養殖筏。
遠目に見ていたこの筏にも、漕げるようになると近くまでいって見ることができるようになります。
元気に泳ぎ回るマグロの背びれを見ることができました!


あんまり海が静かでペースも速かったので、葛島を一周してから上陸休憩。
ランチはきのことソーセージのパスタ。

志摩ヨットハーバーから出てきたのでしょうか、ヨットが一艘やってきて、どうやらランチを楽しんでいるようでした。
ヨットと同じように優雅に海で休日を過ごせるのもシーカヤックの楽しさですね。


午後になってさらに湾内はぺたりと凪いでいきました。
もうぜんぜん海っぽくないです笑。

この秋は雨が多く、時には海が荒れる日もありましたが、穏やかな日にはこ~んなに穏やかになります。
そろそろ冬の気配も感じられる今日この頃ですが、まだまだ快適にシーカヤックツーリングを楽しめるチャンスはありますよ!


2015年11月21日土曜日

2015年11月21日 五ヶ所湾1Dayツアー初級 秋風に吹かれる快適ツーリング

秋らしく気持ちのいいツーリング日和でした。


川でのカヤックのレッスンにもハマっているという今日のお客さま。
リバーカヤックがアドレナリン系なら、シーカヤックは癒しですよねえとお越しくださいました。

ちょっと午前中は北風が吹いて風と波に翻弄されましたが、川で習ったことを海でも実践してしっかりと漕いでいらっしゃいました。


午後は湾の奥へと漕ぎ進みました。
並び立つ海苔網の杭。

五ヶ所湾の北東の端っこのほうです。


まるで川のような景色ですが、ちゃんと海ですよ。
ただし、潮が引いていると通り抜けできない秘密のルートです。


まだ3時前だというのに、日が傾いてきました。
季節の移り変わりを感じる、今日の五ヶ所湾ツーリングでした。


2015年11月18日水曜日

2015年11月15日 エビエビ!キャンプツアー2Days 雨にも負けてロッジ泊に、風にも負けて五ヶ所湾へ 後編

エビエビ!キャンプツアー二日目は五ヶ所湾へ移動して、秋晴れの中を漕ぎました。


朝までの雨がウソのような青空。
これが秋のシーカヤックのいいところですね。


ほどよく風も吹き、この日はヨットもたくさん出てきていました。
気持ちいいんだろうなあ。

ただこの後すぐに北西の風が強く吹き始めたので慌てて引き返して上陸することに。
前線通過の前後は気を付けなきゃですね。


上陸してほっと一息。
午前中だけで2時間たっぷり漕ぎました。

写真 中谷哲也 提供

ランチはこちら。
南伊勢ブランド商品の【鯛たまごスープ】と伊勢うどんの組み合わせ。
鯛出汁の効いたスープには青さのリも入っていて、うどんとの相性も抜群です!


午後は湾の奥をゆっくりと見て回りました。
普段は三河湾で漕ぐことが多いというお客さまばかりだったので、五ヶ所湾の優しい風景に癒されているようでした。


と思いきや、RAINBOWさんで今シーズンからシーカヤックを始めたお客さまがどぼーん。
いえいえ、ハプニングではなくて、本人たってのご希望で再乗艇の練習でございます。
見事、成功されました!お疲れさまです。


午後になっても風はさほど強くならず、結果的には快適秋晴れツーリングとなりました。
2日間で雨の古和浦と晴れの五ヶ所湾を漕ぐことができました。
なんだかお得な気分ですね。
ご参加いただいたみなさな、本当にありがとうございました!
RAINBOW中谷さんもお疲れさまでした~。


秋のグルメツアーもこれにて一旦終了となります。
次回は年明け、2月以降に【カキカキツアー】も企画しますのでお楽しみに!!


2015年11月17日火曜日

2015年11月17日 五ヶ所湾1Dayツアー初級 秋雨降りしきる凪

昼前から降りだした雨は、一時的に止むことはあっても結局夕方まで降り続けました。
でもこんな日だからこそ、風も無く湾内は凪となりました。


今日は相賀浦から出発。
サニーコーストカヤックスのベースのある五ヶ所浦までの1WAYツアーです。

あまりにも穏やかだったので湾の外をのぞきに行きました。
少し南寄りのうねりがありましたが、比較的おだやかな外海でした。


湾内に戻るとこんな感じ。
とろりとして艶があり、独特の風景美を堪能しながら漕いでいきます。


途中、鳥山を発見!
竿を持っていたら直行しますが、今日は丸腰なので見逃してあげました。
何がいたのかなあ。


前線が通過する予報だったので、念には念を入れて湾中央部まで入ってから上陸休憩しました。
ここも水溜りですか?といわんばかりの凪。
ここにたどり着く前あたりから本格的に雨が降り始め、ついには晴れることなくツアーは終了しました。


今回はお客様からご要望があり、午後はツーリングをしながらレッスンも織り交ぜました。
内容は、カヤックを傾けて操作すること、スターンラダー、ローブレイス、そしてローブレイスターン。
最初は首を傾げながら練習していましたが、だんだんとイメージできるようになってきたようでした。

サニーコーストカヤックスでは、ツアーとスクールの境界線をあいまいにしています。
ご要望をいただければツーリング中でも講習をすることもできますので、お気軽におっしゃってください。
ただし、他の参加者の方がいらっしゃる場合などはご要望に添えないこともありますので、空気を読んでいただければと思います笑。


2015年11月16日月曜日

2015年11月14日 エビエビ!キャンプツアー2Days 雨にも負けてロッジ泊に、風にも負けて五ヶ所湾へ 前編

エビエビ!ツアーもついに最終ラウンド。
この週末も伊勢エビを食べるグルメ企画ツアーを開催いたしました~。

今回は【RAINBOW三河湾シーカヤックスクール】さんとのコラボ企画として、古和浦と五ヶ所湾と二日間に渡って漕ぐツアーとなりました。


初日は生憎の雨。
そして前線通過という荒天の予報のため、キャンプは諦めてロッジ泊としました。
とにもかくにも古和浦へと漕ぎ出してみました。

この静けさが不気味です。


外洋の波が入ってくるあたりまで来ると、こんな感じでした。
大きなうねりが押し寄せ、岸辺では波が爆発していました。

危ないので遠巻きに漕ぎながら引き返します。


湾の奥に戻るとまた湖のような静けさ。
風も吹かず、さっきの波浪は夢だったのかと疑うばかりの静謐さです。

入り組んだリアス式海岸の湾だからこその特徴ですね。
そしてたっぷり漕いだ後は、、、。


伊勢エビ宴会の始まりです~。

写真 中谷哲也 提供

今回も伊勢エビのガラから出汁を採ったトマトソースパスタは絶品でした!


オードブルはこちら。
今回はRAINBOWの中谷さんもいらっしゃったので、要所要所でお料理をしていただき、普段のサニーコーストカヤックス・レシピとは違う、数段上のお味を楽しむことができました。

中谷さんありがとうございます!

そして夜は更け、翌朝。
二日目は五ヶ所湾へと移動して漕ぐことにしました。



後編に続く。


2015年11月4日水曜日

2015年10月31日~11月2日 エビエビ!キャンプツアー3Days おまけ

エビエビ!キャンプツアーはまだ終わっていません。
装備の後片付けと車の回送という後始末が残っています。
いやいや、家に帰り着くまでがキャンプツアーなのです!


ロッジさらくわに到着して、まずは荷解き。
もちろん、カヤックも海から挙げるので力仕事になります。

荷物が出せたらカヤックを洗います。
この作業も着替える前にしてしまいたいので、疲れた身体にムチ打って潮抜きをしていきます。

あとは今夜寝るのに必要な個人装備をまとめるだけです。
着いたのが4時半で、1時間もしないうちに暗くなってしまいましたが、人の住んで居る場所というのはくまなく電灯があるので大丈夫。
昨夜のウィルダネスの只中のような浜とのギャップが楽しいひと時でした。

翌朝。


予報通りに雨が降り、山が風でうなっていました。
新桑竈から五ヶ所浦まで公共の交通機関を使って車を回送してきます。
今回は南伊勢町にある「デマンドバス」を利用させてもらいました。


町民の皆さんの貴重な生活の足なので、予約制で席はいっぱい。
朝一で電話しましたが、来てもらえたのはお昼前でした。
五ヶ所浦までの直通はできないとのことだったので、中間地点の道方バスセンターまで乗せてもらいました。

見慣れた道も、見知らぬ車で行くというのは不思議な気分ですね。

昼過ぎに道方バスセンター到着。
コンビニがあり、みんなで甘いものなどを買って待合所でテレビを見ながら待つこと45分。
日に三本しか運行していない路線バスに乗り換えです。


バスに乗るのは僕も久しぶりでした。
お客さま2人は「ローカルバスの旅だ~!」と妙にテンションが高いです。
喜んでいただけて本望ですね。

そうして五ヶ所バスセンターに着いたのは午後1時半過ぎでした。
新桑竈を出たのが11時半だったので、乗り継ぎを含めてたっぷり2時間のローカルバスの旅となりました。

ちょうどお腹も空いたのでお昼ご飯を食べに。


昨年のエビエビ!ツアーでも行った「丸魚食堂」さん。もう定番ですね。
地物のお魚に舌鼓を打ち、今度は自家用車でロッジさらくわを目指します。

途中、干物屋さんに立ち寄りお土産も買って、さらくわ到着午後3時。
テキパキと荷物とカヤックを車に積み込み、記念写真も撮って、お車でいらっしゃったお客さまをお見送りしたのは午後3時半でした。

さらに。
宇治山田駅へご送迎のお客さまと一緒に五ヶ所浦へとんぼ返りして、ささっと片付けをして、近鉄宇治山田駅までお客さまをお送りしたのはもう6時近かったでしょうか。


キャンプツアーでは荷物が多くなるので自家用車で来るほうが楽なような、でも帰りの運転を考えると公共の交通機関のほうがいいかも、など、なかなか悩みどころですね。

こうして本当の意味でエビエビ!キャンプツアーは終わったのでした。
ちゃんちゃん。

2015年10月31日~11月2日 エビエビ!キャンプツアー3Days 後編

エビエビ!キャンプツアー二日目。
午前中は北西の風が吹き出し、所々注意が必要な海況でした。


五ヶ所湾湾口近くの赤石鼻という岬。
本当に赤い岩場なので、とっても分かりやすいです。
洞窟も口をあけていますが、荷物満載のシーカヤックでそういう遊びはしたくないのでこの日はスルーです。


五ヶ所湾の隣、贄浦(ニエウラ)湾口近くの小島・筆島にはハート型の洞窟があります。
南伊勢町には「ハートの入り江」として恋人の聖地にも認定された「かさらぎ池」がありますが、ここも観光名所になるかもしれませんね。


筆島の裏側。
ハートの洞窟は貫通洞です。ただし、波がなくて潮が満ちていないとシーカヤックでも通り抜けはできません~。

さらに漕ぎ進み、贄浦を横断して見江島と本土との間を抜けます。


ここにはこんな岩に挟まれたような水路があります。
入り口が分かりにくくて、一度間違えてしまいました。お恥ずかしい・・・。


その水路で珊瑚を発見!
まだ水温は20度前後あります。
ここではコバルトブルーのきれいな小魚・ソラスズメもいました。

2時間漕ぎっぱなしでやっとこさ上陸休憩。


足腰を伸ばしてここまでのルート確認。
今朝どこを出発してどこを漕ぎ、そして今どこに居て、これからどこへ向うのか。
シーカヤックツーリングは人生と一緒です!?


何度もキャンプしているとっても居心地のいい浜ですが、この日はまだまだ漕ぎ進みます。
身支度を整えてまた海の上へ。


午後になって風が変わり、弱い追い風になりました。
当然海はさらに穏やかになり、漕ぐスピードも後押ししてくれます。

奈屋浦、神前浦、方座浦、寺倉浦と次々に通過し、古和浦までの無人地帯に入ります。
まさに手付かずの自然が残る海岸線は、この南伊勢町リアスコーストの中でも屈指の景観を誇ります。


そして、午後3時過ぎに古和浦湾へ入ることができました。
目的の座佐の浜まで2km足らずです。

ここで僕は、今夜から降り始める雨と明日の荒天を考慮して、このまま新桑竈(サラクワガマ)のロッジさらくわまで漕いでしまいましょうと提案しました。

お2人とも異存はないようで(むしろ大賛成!)、まずは小休止。


上陸したのは先週も来た薄月の浜です。
ここまでも2時間余りカヤックに乗ったままだったので、みんなでストレッチなどして身体をほぐします。

一休みして最後のパドリングへ。


湾内はまさに湖のような凪でした。
ここまでのいろんな思い出を語り合い、そしてもうすぐ浴びられるシャワーとロッジ泊に思いを馳せ、完漕の余韻に浸りながら漕いでいきました。

午後4時半、古和浦湾新桑竈のロッジさらくわ前に着陸。
五ヶ所湾北端の浜から35km余り。
見事完漕することができました!
ご参加いただいたお客さま、お疲れさまでした~&おめでとうございます!

この日の夜は屋根付きのバーベキュープレイスで晩ご飯を食べ、シャワーを浴び、ロッジの硬い屋根と壁に囲まれた部屋で横になり、お客さまも旅の疲れを癒しているようでした。


南伊勢町のリアスコーストをたっぷり漕ぐには、キャンプツアーが最適です。
出艇場所が限られてしまうため日帰りツーリングが難しいエリアも、キャンプをするのであれば行動範囲は格段に広がります。
そして稀有な自然が残る海岸線を漕ぐことができるのです。
もちろん、そのためにはそれなりに漕ぐ技術と経験も必要です。

サニーコーストカヤックスでは、素晴らしい南伊勢町のリアスコーストをご案内するキャンプツアーを今後も開催していきます。
また、それを目標に技術を習得するシーカヤック・レッスン・プログラム、そして漕ぐ経験を積む1Dayツアーも随時ご予約を受け付けています。

さあ、日出ずる国の海へ、漕ぎ出しましょう!


おまけへ続く。