2020年1月29日水曜日

2020年1月29日【出張】理事会出席と取り道具メンテナンス講習へ

半年ぶりの関東方面出張に出ているサニー本橋です。
JSCA日本セーフティーカヌーイング協会の理事会に出席し、実家に帰省し、そして千葉県市川にある「kayak55.com」さんにお邪魔して釣り道具のメンテナンス講習を受けてきました!


東京出張の折には埼玉の実家へ泊るので、お土産も忘れずに。
不動かつ異論の余地もない銘菓があるというのは、無精の僕にはありがたいことなのです。


宇治山田駅から近鉄に乗り込む前に、伊勢っ子のソウルフード「まんぷく食堂のからあげ丼」を数年ぶりに食べていきます。
すぐ近くを通りかかることはあるのですが食事のタイミングではなかったりして機会に恵まれなかったのですが、うん、もっと食べに来なければならないなと強く思うのでした。

埼玉の実家までは片道6時間の道のりでした。
・・・車で行くのと変わりありませんね。


翌日は理事会です。
微妙に通勤時間帯からはずれているのですが、伊勢志摩の民にはめまいがするほどの人ごみに気が滅入ります。

そして理事会は密室に籠って7時間にもおよぶ会議。。。
でも協会を良くしていこうという想いを胸に、懇親会にも〆のラーメンにも出席してきたのでした♪
理事、監事、事務局の皆さん、本当にお疲れ様でした!


・・・と気持ちよく終わるはずが、再び実家へ戻る途上で人身事故の影響による列車の運休に巻き込まれ、一時間以上も駅構内で立ち往生させられました。。。
大都会は恐ろしいところですね。


そして今日は「kayak55.com」さんのお店へ向かいます。
今日のランチは何気なく立ち寄った秋津にあるこちらのカレー屋さん。


お昼前に入ったのでたまたまお客は僕一人で、お店のお母さんといろいろ話込んでしまいました。
こちらは創業45年とか!
カレーライスは洋食屋さんの昔ながらの優しい味で、本当にほんわかとあったかい気持ちになれるお店でした~。


昼過ぎに「kayak55.com」さんに到着。
無造作に置いてあるフィッシングカヤックを見てびっくり!

なんとこの1月19日に発売されたばかりのバイキングカヤック「忍Pro」が~!!
あとでじっくり見させていただきました♪


こちらが「kayak55.com」のチャン松さん(左)とホエールさん(中央)。
お二人ももちろんJSCAの仲間です♪

まずはリールのメンテナンスからしていただきました。


ホエールさんは釣行の後はほぼ毎回のように分解メンテナンスをするとか。
素人でもできるメンテナンスのポイントと、これ以上はメーカーメンテナンスをお願いしたほうがいい(するしかない)というボーダーラインを丁寧に教えてくださいました。

リールもベイトリールだけではなく、スピニングリールについて、そしてロッドのお手入れについてもお話ししてくださいました。

こうして講習を受けてみて(お二人は講習なんて大それたものじゃないですよと謙遜していましたが笑)、まだまだ釣りに関して勉強しなくちゃならないことがたくさんあるんだなあとあらためて感じました。
そして、こういうお手入れとかってけっこう好きだった自分も思い出しました。
そう、MSRのバーナーやフォールディングカヤックなんかをせっせとメンテナンスしていたんです、サニー本橋も!
釣りに出かけるだけではなく、道具のお手入れという楽しみ方(!?)にもはまってしまいそうですね。

お忙しい中お付き合いいただきまして、ホエールさん、チャン松さん、ありがとうございました!


せっかくの出張なので、用事一つで済ませずにこんな風に有意義に楽しく時間を使いたいですよね?
今回も遠く伊勢志摩から足を運んだ甲斐があったというものです。


気が付けば1月も下旬。
いつまでもお正月気分でいるわけにもいきません。
サニーコーストカヤックスもどんどん盛り上げていきますよ~!!





2020年1月25日土曜日

2020年1月25日【プライベートプラン半日コース】旧友が奥さまを連れて遊びに来てくれました♪

週末ごとにちゃんと穏やかになる五ヶ所湾、今日は旧友が奥さまを連れて【プライベートプラン半日コース】に参加してくれました~!
二人だけの特別な時間をゆっくりと楽しんでいただきました♪


使用艇はFRP製のタンデムシーカヤック。
漕ぎ方の練習などを岸辺でして、フットブレイス(足の踏ん張りペダル)の調整をし、漕ぎポジションを整えます。

貸切だから他の参加者の方を気にすることもなく、自分たちのペースでプログラムは進行していきます。


荷物も積み込んだらさあ出発です!
北寄りの風に押されるように進んでいきます。


最初の目標・赤灯台に到着。
あっという間でしたね。


風もだんだんと落ち着いてきたようです♪
今年はなんだか当たり前のようになってきましたが、1月にこの凪はラッキーなんですよね~。


無人の浜に上陸して休憩タイム。
クレイジークリークのザ・チェアに座ってくつろいでいただきます。


テーブルも広げてコーヒーブレイク♪
ホッと一息つく自然の中でのひと時です。

実はこの春から登山ガイドとして開業する予定の彼。(※詳しくは後述!)
同じガイド業の先輩(!?)としてサニー本橋からアドバイスさせていただきました。


ついつい話に花が咲いてしまい、すっかり長居してしまいました。
再び漕ぎ出します。


静かな入り江に浮かぶ真珠養殖の作業小屋の間を縫うように漕ぎ抜けます。
カヤックの操船にもだいぶ慣れてきましたね!


鏡のような水面。
人工の音も一切聞こえず、時間さえも緩慢にたゆたうようです。


静かな入り江から広い海原へ。
行き交う船もなく、海は僕たちだけで独り占めしているかのようです。

ゴールまでもう一息です。


そして帰着~♪
すっかり潮が満ち、出発した河原は水没し、代わりに浜辺に上陸しました。
滋賀県に在住の二人にとっては海のこんな変化も新鮮に目に映るようです。

春から新しいライフステージに立つ旧友。
その直前に遊びに来てくれてありがとね!
そして同じガイド業で生きる者同士、がんばっていこう!!

今度は山仲間も連れてワイワイ楽しみましょう♪
ご参加いただきましてありがとうございました~!!


<<お知らせ>>

FOREST NOTES(フォレスト ノーツ)がこの春に開業します!

「マウンテンガイド フォレストノーツ」では滋賀県の山を中心に、
初めての方も安心してご参加いただける日帰りプラン、テント泊での縦走プラン、
スキルアップを目指す方のための講習会などをご用意しております。

裏山から3000m峰まで、尽きることのない登山の魅力をお伝えいたします。


代表:牧野 森

公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
中部山岳ガイド協会所属


ホームページ


メールアドレス
mail@mt-forest.com






2020年1月22日水曜日

2020年1月21日、22日【伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会 人材育成部会】グランピング施設にお邪魔してきました!

昨日の夜は志摩市市後浜にある【Kabuku Resort】さんへ「伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会」人材育成部会としてお邪魔してきました。
こうした活動を続けてきて本当に良かったなと本音がポロリと出てしまうほど楽しませていただきました~♪笑


【Kabuku Resort】さんはグランピング、バーベキュー、カフェなどの総合リゾート施設です。
支配人の濱田さんはサーファーでもあり、伊勢志摩のサーフスポットでもある市後浜で開業されました。


今回の「人材育成部会」参加者は11人。
半数以上がお泊り予定です。


まずは施設をご案内していただきました。
こちらがグランピングテントの内部。

普通にベッドが置かれ、コタツ、ファンヒーター、冷蔵庫も完備。
サニー本橋のソロキャンとは次元が違いすぎます。笑


ここはトレーラーハウスをリノベーションした「ムービングハウス」。
和風テイストでお洒落ですね。


そしてジャグジーも!
この品物そのものに皆さん興味深々でした。

ちなみに今回は車いすの方もいらっしゃっており、バリアフリー視点でのご意見も聞かせていただきました。


ドラム缶風呂もあります!


野趣あふれる趣向ばかりではなく、パウダールームもちゃんとあり、アウトドア初心者の女性も安心して宿泊することができるように工夫していらっしゃいました。
(※説明を聞くまでパウダールームというのが何を目的とした建物なのか想像もできませんでしたがね。笑)


カラフルにペイントされたここは元々はスケボーパークで、今はイベントスペースにしています。


一通り施設を見させていただき、懇親会(新年会ですね)スタートです♪


伊勢志摩産のカキも登場!
ビールが進みます~。

バーベキューコースは火熾しはもちろん、焼くのもスタッフの方が手を貸してくださるのでとっても楽チンなのです。


暗くなってきたところで、「星のソムリエ」宮本さんにお越しいただき、星空観賞会をしました。
アウトドアで活動しているのに星のことをよく知らないのはもったいないですね。

この夜は色々と勉強させていただきました。


頑張ってスマホで撮影。
良く見るとオリオン座も写っています(はずです)。


星空観賞会の後は、施設内の丘へ。


冬期はイルミネーションを実施中~♪


テーブルを一脚だけ置いたこんなスペースも。
プライベートで特別な時間を過ごしたい方などにぴったりですね。


そして、、、冷えた身体を温めるお時間となりました!
ジャグジーにご満悦のお二人♪


サニー本橋はドラム缶風呂へ~。
濱田さんがビールをくださるので仕方なくプシュリ。笑

この後、フィンランド式テントサウナにも入り、身体の芯からポッカポカに温まらせていただきました♪


最後はセンター棟で二次会を。
ここにはプラネタリウムがあり、天井と壁とに投影することができるようにしてありました。

曇りの日でも星空観賞が楽しめますね。


ちょっとしたバー並みにお酒も揃えていらっしゃり、四方山話を肴にお酒も進む夜となりました。


翌朝。
日の出を見に徒歩1分の浜辺へ。

水平線から昇る太陽は見られませんでしたが、代わりにドラマティックな朝焼けを堪能することができました!


日の出を見てから朝食を。
ドリンクを選ぶことができ、コーヒー党のサニー本橋も珍しく柚子茶を飲ませていただきました。


もう僕が持っていたキャンプという概念がいかに矮小であったかを思い知らされることの連続でした。
これがウワサのグランピングというものなのかと、本当に勉強になりました!

もちろん「人材育成部会」では楽しむだけではなく、受け入れてくださった事業者さまには参加した人たち=体験事業のプロたちからの時には厳しいご意見もさせていただきフィードバックをしています。
それこそがこの「人材育成部会」の一番の特徴であり、プロ目線での意見交換は間違いなく事業者さまにとって有意義なものになるのではないでしょうか?

今年も「人材育成部会」では伊勢志摩の事業者さまのところへお邪魔してお互いに勉強し合い、高め合っていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、てありがとうございました。
【Kabuku Resort】濱田さん、本当にお世話になりました!


2020年1月19日日曜日

2020年1月19日【開店休業 カヤックフィッシング】噂に釣られて出撃しました!

「五ヶ所湾内で青物がいいらしい」
そんな噂話を聞きつけ、開店休業の今日は一人で【カヤックフィッシング】に出撃してきました!


昨日から吹いていた北風も収まり、ポカポカと日差しの照らす中、いそいそと準備をします。
今日は「日帰り施設利用」をしてくださったお客さまもすでに海の上にいるはずです。

昨日の【新春!初詣ツアー】でデスペラードが補修中なので、ウォーターフィールドカヤックス宮崎「ヒラドシェーカー」で漕ぎ出しました!


ベタ凪というわけではないですが、冬としては好コンディションといえるでしょう。
一人なのでグイグイ漕ぎ進み、噂のポイントを目指します。

今日は第三日曜日でヨットがたくさん出ていました。毎月なにかやっているみたいです。


期待に反して反応が薄い中、やっとで上がってきたのはオオモンハタ。
うーん、ここまで漕いで来たのにいつもの同じパターンなの?とお帰りいただきます。

目ざとい方はお気付きかもしれませんが、この時すでにサビキを付けてました。笑


続いて外道王(!?)エソの登場。
大型のワニエソは勘違いさせる動きをするので浮上してきた時のがっかり感がグッときますね。。。


昼くらいから反応がマシになってきました。
でも上がってくるのはオオモンハタ~。

サイズアップはしてきましたがリリースします。
今シーズンは湾内のオオモンハタの成長過程を見守ってきたような気分です。


噂のポイントを諦め、別のポイントへ向かうと小気味のいいヒットが!

真鯛GET♪
先週よりもサイズは劣りますが腐っても鯛です、もちろんキープ。


ここに来てアタリは増えましたがお目当ての青物の気配はせず。。。

背びれにフックしてしまったオオモンハタの引きが知ったそれとは異なったため少し期待しましたが、挙げてみると借りてきたネコのように大人しくてなんだか笑ってしまいました。


その一件で気も抜けてしまい、以降は反応も悪くなってきたので帰路につきました。
噂の真偽はともかく、それを釣り上げる技術、道具、仕掛けが大事なんだなと思い知りました。

もっともっと釣りの勉強をしなきゃですね!


さて。
今日はこんな実験もしていました。

ロッドのリーシュコードをカヤック本体につなげるのではなく、十分な浮力のあるフロートに付けてみました。


結果は上々♪
海へ落してもちゃんと浮いていました。(実験は水深1mほどのところでやりました笑)
ちなみに竿を振っている最中も付けっぱなしにしましたが、それほど邪魔には感じませんでした。(竿側のDリングにスイベルでリーシュコード本体を引っ掛ける構造なので邪魔であればすぐに外すこともできました)

ロッドのリーシュコードをカヤックに括り付けるか否かの論争は、万が一の際の自分の安全を第一に考えるのか(※注)、万が一よりも発生可能性の高いうっかりポッチャン時に大事な竿とリールを守るのかという葛藤のせめぎ合いですが、これなら自分の心も財布も傷つかず安全も確保でき、竿もリールも無くならず、さらにはフィールドへの不本意な投棄も無くすことになりいわゆる「三方良し」ですね!
まだ試作段階なのでこれからいろいろと検証をしていきたいと思います。


<サニー本橋のロッド・フローターリーシュ(試作)>
仕様:
・ロッド用リーシュコード(両側にスイベルがついていて着脱できるタイプ。予算¥700くらい)
・フロート(100均の「プールスティック120cm」を40cmほどで切ったものにロープを通してU字型にしたもの)

ポイント:
・フロートがプラスチック製ではないので取扱い時にがちゃがちゃとうるさくない。
・安価で切り分けて使えるのでフロートだけなら複数作れる。
・ロッド側のベルトにDリングが着いているリーシュコードが便利。固定式だとフロートの着脱が面倒になる。
・フロートもリーシュも付けたまま釣りをしたが、軽い素材なので気にならなかった。リーシュコードもコイル形状になっていて全長が短く、取扱いしやすかった。

今後の課題:
・着脱の素早さ(スイベルが小さく、Dリングに引っ掛けにくかった)
・スイベルの耐久性(たぶん海水使用だと長くは持たない)
・フロートの浮力(今回はたぶん浮力過剰だった。もっとコンパクトにできそうだがギリギリの浮力にするのも怖い)
・フロートの耐久性(安物なので浮力がどのくらいもつのか要検証)
・リーシュコードの切断実験(万が一を想定して、どうしたら切れるか要検証)
・その他(想定されるリスクの洗い出し)


※注:「リーシュコードのリスクについて」
万が一、カヤックがひっくり返ってしまった場合、積載しているすべてのギアがカヤック本体とリーシュでつながれていると復元(元に戻す)することが難しくなるなど弊害もあります。
・ひっくり返ったカヤックの復元が困難になる(リーシュでつながれたギア類が邪魔になる)
・リーシュコードが自分に絡まる可能性がある(リーシュコードを切れる道具をすぐに出せるようにしておかなければならない)
・カヤックを復元し再乗艇する際、リーシュコードでつながれたギア類を先に戻しておくのか、再乗艇後に回収するのかを事前に検証しておかなければならない(再乗艇する際に邪魔になる位置にあるギアは後回し、再乗艇後だと手が届かない位置にあるギアは元に戻しておく、など)
・上記リスクは平水面で考察・検証するだけではなく、自分がひっくり返るかもしれない荒れた海況を想定しなければならない。


このフローターリーシュについてご意見ご感想などあればサニーコーストカヤックスまでお寄せください!!