静岡県伊豆市、土肥温泉にある「セントラルスポーツ アウトドアビレッジTHE101」さんにお招きいただいて、JSCA(日本セーフティカヌーイング協会)会員研修として【初心者講習のための実践研修】を実施してきました!
【初心者講習のための実践研修】は現場で活躍しているカヤックインストラクター、ガイドを対象とするスキルアップ講習です。
自身が行っている「初心者講習」(体験ツアー等の基本的な漕ぎ方説明も含む)を振り返り、他の人の講習を観察し、それをお互いにフィードバックして講習の質を向上させていくプログラムです。
午前中は陸上での講習のおさらいです。
今回は4人の方に受講していただいたので、順番に「ライフジャケットの着かた」「基本パドリング講習」「カヤックへの乗り降りの注意説明」を通してデモンストレーションしてもらいました。
講習内容のポイントをホワイトボードに書き出し、それぞれの違いと共通項を確認し合います。
「こんな風に人のやってるのをしっかり聞くってなかったね」「それぞれの特徴が出てて面白い!」など、いつもやっている業務ですが、あらためてちゃんと観察することで気付きがたくさんあるのです。
あっという間にお昼ご飯の時間になってしまいます。
ランチはサニー本橋特製の「伊勢うどんの焼うどん」♪
ツアーのランチでこんなの食べているんですよという紹介でもあり、これも研修の一環なのです。
しっかりお腹も膨れたところで、午後からは水上講習です。
基本パドリングのおさらいトレーニングをするにはうってつけのべた凪でした~。
水上ではせっかくなのでみっちり漕ぎ込みます!笑
普段は絶対にやらない「バック漕ぎで100m先の目標まで行く」など、基本がちゃんとできていないと上手にできない課題を一つ一つやっていきます。
ここでは午前中に行った陸上講習のポイントをしっかり押さえながら、自分がどうお客さまへ伝えていたか、それを水上で実践するのはどういうことなのかということも意識しながら漕ぐのです。
基本パドリング講習のブラッシュアップが終わった後は、レスキュートレーニングをしました。
まずはトーイング(牽引)です。
もしかしたらこんなふうに3艇引っ張らなくちゃいけないシチュエーションに遭遇するかもしれない、ということでシゴキます。笑
グループレスキューのトレーニングもしました。
この春から導入した新しいシットオンカヤックのレスキューを練習します。
どう近付き、どこを持つと確保しやすく、どう力を入れると復元しやすいかなどを検証しました。
シットオンだからひっくり返らないしレスキューなんて想定しないよ~、ではなく、可能な限り想定できる大きなリスクに対してもしっかりと対処できるようにトレーニングしておかなければいけないと思います。
みんなで色々試し、素早く引き起こすコツを探し出したのでした!
しとしとと雨の降る中、夕方4時過ぎまで頑張りました!
いやあ、我ながらみっちり盛沢山な研修になりましたねえ。笑
受講していただき、ありがとうございました~!!
今回お招きいただいた「セントラルスポーツ」さんはJSCAの公認カヌースクールの仲間です。
JSCAではこうした会員向けの各種研修を全国で実施しています。
もちろんJSCA以外の事業者様からのご要望も承りますので、ご興味のある方はサニーコーストカヤックスまでお問い合わせください。
0 件のコメント:
コメントを投稿