今日は、鳥羽で行われた【観光ガイドのためのバリアフリー接遇研修】として、カヤックツアーでのバリアフリー接遇について学んできました!
会場となったのは最近お世話になることが多い鳥羽「海島遊民くらぶ」さんがベースにしている小浜です。
目の前に答志島をはじめとする鳥羽の多島海が広がっていてとってもいいフィールドです♪
・・・先月のキャンプツアーが台風で中止になっていなかったら漕ぎ回っていたエリアでもあります。涙
主催は鳥羽を中心にバリアフリーの情報発信をしている「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」さん。
代表の野口さんからお話しです。
障がいのある方もそのご家族も旅行を楽しんでほしい、そんな想いで活動をしていらっしゃいます。
今回は障がいをお持ちの方も二名ご参加され、実際にカヤックを一緒に漕ぎます。
まずは乗り降りから。
障がいの種類、程度、そして個人差などがあるため、一概にコレだ!という対応方法はないので個別に考えなければいけません。
こちらの方はほぼ補助なしでもひょいっと乗り込めました。
それでも座った後で足の踏ん張りをしっかりするために工夫しなければいけませんでした。
こんなふうに個別に対応しなければいけないので、お客さまの障がいの程度や旅行の目的などを詳しくヒアリングし、一人一人に合わせた「パーソナルバリアフリー規準」という考え方が大切になってくるのです。
そして漕ぎ出します。
すっかり秋の気配の鳥羽の海。
海の上ではもう誰が障がいを持っている方か分からなくなりますね♪
この自由さがカヤックでバリアフリーツアーをする意味だと僕は思っているのです。
戻って来て今度は浜辺でも活躍するアクティブな車いすを紹介してもらいました。
まずはノーパンタイヤ仕様の車いすと、車いすに装着して悪路などを誘導するための補助装置「JINRIKI」です。
柔らかい砂地でなければ、砂利や不整地でもぐいぐい進むことができました。
こちらは水陸両用の車いすで、手前が「ヒッポキャンプ」、奥が「ランディーズ」。
どちらも水に入っていける仕様になっていて、水辺のアクティビティでもガンガン使えるのです。
僕も実際に乗って座面が濡れるところまで海へ入ってみましたが、補助さえしてもらえればぜんぜん大丈夫でした!
こんなのもあるなんて、知りませんよね?
半日という限られた時間での研修でしたが、発見と納得の連続で楽しく学ぶことができました♪ありがとうございます。
サニーコーストカヤックスではこれからもバリアフリーな対応を目指して活動していきたいと考えています。
諦める前に一度ご相談ください!!
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