先月下旬からの四国出張中に体調を崩し、風邪をこじらせたまま12月に突入。
まだ咳は収まらないもののやっと動けるようになったので先週後半からは残務処理に明け暮れ、やっとブログを更新する心の余裕も生まれた次第です。
ということで四国出張から最近までを振り返ってみたいと思います。
数年ぶりに【第17次瀬戸内カヤック横断隊】に参戦するため、そしてこの春に急逝した盟友・楠くんのため、さらに高松への出張を兼ねて四国・松山を目指したのは11月24日でした。
行きがてら、素通りはできまいとしまなみ海道の大三島にある「大山祇神社」に立ち寄り参拝。
拍手が殊の外いい音で鳴り響き、いい気持ちで旅のスタートを切れたように感じました。
少々すったもんだもありながら、その日の夜に【瀬戸内カヤック横断隊】に合流し、懐かしい面々との再会も果たしました。
原隊長、直前まで予定が決められず事前に連絡もしないで飛び入り参加しまして大変失礼しました。
翌朝は最終日で残り20kmあまりということもあり朝のブリーフィングは7時45分から。
ブリーフィングまでに出艇準備を整えなければならないので、久々に参戦したサニー本橋としてはけっこう緊張しました。笑
一日だけとはいえ(実質は半日ですが)空荷で漕ぎ出そうものなら後からみなさんに何を言われるか分からないので(士道不覚悟!みたいな)、テント、寝袋、マット、調理道具、食材、水、着替えなど装備一式を生真面目に積み込んだのでした。
さすがに現役カヤックガイドなので、パッキングは当たり前にキチンと出来ました。
さあ漕ぎ出します。
フォーメーションを組み、20数艇の隊士たちのカヤックが瀬戸内の海を進んでいきます。
今回の【第17時瀬戸内カヤック横断隊】には隊長の原さん(山口県・ダイドック代表)の長男カイセイ君も参加していました。
昨年に引き続いての二年連続での参加です!
二時間ほど漕いでトイレ休憩のため上陸。
遠くにタンカーが数隻。
まだまだ自然海岸の多く残る瀬戸内ですが、大型船も多く行き交う海上交通の要所でもあります。
これは別の場所での休憩時。
カヤックの舳先が着陸するとカイセイ君がパッと飛び降り、カヤックを引っ張り上げていました。(横断隊では上陸することを着陸と言ったりします)
保育園に上がる前から知っているカイセイ君ですが、今では小学校高学年に。
すっかり逞しくなった姿を見て、時の流れの早さよりも子供の成長の早さを思い知りました。
最後の一漕ぎ。
7日間漕ぎ続けてきた横断隊にとって20kmというのは「半日くらいで着いちゃう距離」ですが、飛び入り参加のサニー本橋には普段のツアーよりも長い距離です。
重積載したカヤックも重く、漕ぐ手に疲労が滲み始めていました。
昼過ぎに今回のゴール地、盟友・楠くんの生まれ故郷の伊予鹿島に到着~。
着陸はその対岸の通称「モンチッチ海岸」へ。
なんと楠くんのお父様がお出迎えしてくださいました。ありがとうございます!
最終日だけ漕いだのに、僕もその喜びの渦にしっかり巻かれています。
Photo by Minamihata
記念写真。
サニー本橋もしっかり左端に収まり、まるで7日間漕ぎ抜けてきたようなドヤ顔です。
前半は風が強かったり雨に降られたりとなかなか厳しい状況だったにも関わらず7日間を漕ぎ切り、目的を果たした隊士たちの顔はみんな、、、黒かったです。笑
夜は楠くんのお父様も同席してくださり、打ち上げです。
初代隊長の内田さん他、Oさん、Gさん、Uさん、Aっちゃん、Mっちゃん、などなどなど、この日のために全国各地から隊士のみんなが駆け付けてくれました。
くすくん、お前さんはみんなに愛されてるなあ。
翌日、三々五々解散となり、僕は西表島から来た赤塚一家と松山のYちゃん、楠くんのパートナーのSちゃんと友人のHくんとでカレーランチを楽しみ、
こういうアウトドアショップって伊勢志摩にないので、店内をウロチョロするだけで癒されますなあ。
その後、Yちゃんの車のピックアップのために丸亀まで走り、そこで横断隊のみんなとは分かれたのでした。
その車中からしてもう体調がおかしかったのですが、翌日は金刀比羅宮へ行くことに。
【出張回顧録2】に続きます!
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