【イントラ1検定】は4日間の検定会です。
教養課程として「総論」「カヌーギア」「フィールド」「技術論」「救急法」「セーフティ」の6課目の講義と筆記テストが2日間、基礎課程として静水でのパドリング技術を確認する「漕艇技術」と、「指導論」「模擬講習」をする「指導技術」を2日間やります。
濃いですねえ。笑
僕は今やらせてもらっている「ベーシックインストラクター/ガイド検定」の検定員のレベルアップを図るための研修に行って来ました。
「教養課程」では一時間半の講義と筆記試験です。
講義といっても一方的なお話しをするのではく、時にはこんなふうに車座になってワークショップみたいなことをする場面も。
宿泊は千葉県立水郷小見川少年自然の家に三泊四日しました。
夜は講義はないので、海図を広げてカヤック談義に盛り上がったりもしました。
やっぱり皆さん、カヤックが好きなんですね♪
なんだかんだ言っても一番緊張する課目ですね。
今回は受験者の皆さんが漕ぐ前の、デモンストレーションを僕がさせていただきました。
緊張していいデモができず、反省しきりです・・・。
「指導技術」の一課目「指導論」の講義風景。
抽象的な内容も含む講義ですが、テキストに沿うだけではなくワークショップ的な遊びも混ぜ込み、実技試験の後で受験生の皆さんも気怠いにもかかわらず和気あいあいとした雰囲気になっていました。
このあたりはIT(インストラクター・トレーナー:検定員)の経験豊富な講義ならではですね。
いよいよ最終日、最後の講義は「模擬講習」で指導法を学びます。
カヤックの動画を見ながら、その人が今どんな漕ぎができているのか、どこをどうするともっと上手になるのか、そのためには具体的にどんなアドバイスをしてあげればいいのか、というプロセスで指導法を考えていきます。
指導方法に正解というのはある意味ないので十人十色の指導=インストラクションになりますが、それこそがインストラクターそれぞれのキャラクターであり、プロとして活動していく上で大切なことなのではないでしょうか。
そして結果発表。
合否という厳しい現実もありましたが、結果に関わらず学びが多く、次の課題が明確になるのがJSCA検定会の特徴であり、今回の受験者の皆さんもこの検定がゴールではなく、次のステップへの足掛かりになったのではないでしょうか。
4日間という長丁場の検定会、本当にお疲れさまでした!
今回の【JSCA指導者検定会 教養・基礎課程】は3人のIT(インストラクター・トレーナー)で運営しました。
サンデープラニング(長野県)の平井さん、
アースクエスト(宮城県)の紺野さん、
一滴パドル&マウンテンガイド(長野県)の中村さん、の3人です。
そしてIT研修中のサニーコーストカヤックス本橋。
「ベーシック検定」は僕一人でも運営することができますが、「イントラ1検定」では3人+1でも大変でした。
講義もかなり掘り下げた内容になり、また、高いパドリングテクニックとそれを見抜く眼力も必要になります。
僕ももっともっと研鑽を重ね、検定会への積極的に研修しにいき、いつの日かITになれるよう頑張っていきたいと思います!
ご指導ありがとうございました!!
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