2020年3月13日金曜日

2020年3月13日【五ヶ所湾ビギナーツアー】絶好のお天気でのんびり海のお散歩♪

今日の【五ヶ所湾ビギナーツアー】は3月とは思えない好天に恵まれました!
春、どころか初夏の爽やかな陽気のようでした。。。笑


ご参加いただいたのは県内からお越しの男性の方。
なんと昨年末に紀北町の「シーカヤックステーション小山ハウス」さん、1月には西表島の「グッドアウトドア」さんのツアーにご参加してきたとのこと。

JSCA日本セーフティカヌーイング協会公認スクール巡りですねえ。笑
ありがとうございます!


この凪。
年末年始のツアーでは少々風に悩まされたとのこと。

まあ五ヶ所湾が穏やかということもありますが、3月でこの海況はかなりラッキーなほうですよ!笑


静かな入り江へ。
ここはもう鏡のような凪です~。


マングローブ・ハマジンチョウ。
潮位が高く、葉っぱまでひたひたに海水に浸かっていました。


この時期、ハマジンチョウは小さな薄紫色の花を咲かせます。
香りもなく、派手さもなく、ひっそりと水辺に咲く小さな小さな花。


静かな入り江のさらに奥へ。
木漏れ日が幻想的な空間を演出します。


再び広い海原へ!
行き交う船も少なく、もう冗談みたいに静かな海です。笑


サニー本橋お気に入りの砂利浜へ上陸します。
日当たりも良い、絶好のランチ休憩ポイントです♪


ランチメニューは定番の「伊勢うどんの焼きうどん」~♪

・・・ただ、唐辛子がアタリだったようでいつもよりだいぶ辛く仕上がってしました。
すみません。。。


午後も元気いっぱい漕ぎ出します!
爽やかな5月のような陽気ですがやっぱり3月の海ですね、透明度が抜群です~。


にわかに雲が多くなり、ちょっとだけ肌寒くなりました。
でも昼前から吹いていた南西の風は納まり、ゆうゆう海峡横断できました。


春の海の風物詩・マンジュウボヤ。
オレンジ色のこいつらが海底のあちこちに付きはじめると、ああ春だなあと実感するようになってきました。

ちょっと見た目はグロテスクですが、特に害のある生き物ではありませんよ。


無人島・獅子島の赤い鳥居。
ぐるりと回っても10分と掛からないような小さな島ですが、「獅子島の樹叢」として県指定の天然記念物なのです。


すっかり潮のひいた浜辺に戻って来ました~。

日中、これだけ潮が引くのも春らしい海の風物詩。
本当の意味で春の訪れをあちこちで感じ取ることができた今日の五ヶ所湾でした。


ご参加いただきましてありがとうございました~!!



2020年3月10日火曜日

2020年3月10日【フィッシングカヤックの艤装】FRP製カヤックへの艤装

先日ご紹介したポリエチレン製カヤック「バイキングカヤック 忍Pro」への艤装に引き続き、今回はFRP製カヤック【ロックンロールカヤックス デスペラード」の艤装について書いていきます。


今回の艤装ミッションは、

・魚探台用のスターポートベースの設置

のみです。

使う道具は
インパクトドライバー、+-ドライバー、穴あけスクリュー(2.5mm、7.5mm、9.0mm)、ステンレスネジ(M5:35mm、M4:25mm)、ウェルナット(M5用C-550L、M4用C-440L)です。


まずは位置決めです。

サニー本橋としては「フットブレイスからシートまでは艤装しない」が基本なので、なるべく遠くに設置します。
位置決めができたら2.5mmドリルで下穴を空けます。


続いて本穴を空けていきます。

レイルブレイザ社製「スターポートベースセット」にはスターポート本体とスペーサーがセットされていますが、先にスペーサーから固定していきます。
スペーサーにはM4ネジを使用するのでウェルナットもM4用を用意。ウェルナットの径が7.9mmあるので、7.5mmドリルで穴を空けます。


FRP製カヤックに穴を空けるのは何度やっても緊張しますね。笑
下穴を空けておくときれいに、安心して穴あけ作業ができます。

※ それでも表面がちょっと欠けたりしました。丁寧に仕上げたいのであれば欠けた部分を補修してからのほうがよりいいのでしょう。サニー本橋は「ウェルナットで隠れるしいいかな」で、そのままにしちゃいました。


そしてウェルナットを嵌めます。

小さめの穴を空けたので調整していきます。
大穴を空けてしまったら大変ですからね。


はい、ぴったり嵌りました~♪

今度はスターポート本体側のネジ用の穴あけをしていきます。
M5用のウェルナットの径は9.5mmなので9.0mmドリルで穴あけします。


こちらもスムーズに作業完了です。

それではスターポートをねじ留めしていきます。


ウェルナットは締め込むとゴム部がつぶれて固定できる特殊ナットです。


裏側に手が届かなくてナットで締められない場合に便利なナットです。
ゴムなので水密性もしっかりあり、カヤックの艤装以外ではバイクのウィンドスクリーンの固定などにも利用されているようです。

※ふとネットで検索したら出てきたショート動画ですが、ウェルナットの構造がめっちゃ分かりやすいですね。


スペーサーが固定できたらスターポート本体も締めていきます。

ちなみにスペーサーを使う理由は、スターポート本体だけをカヤックに装着しようとすると本体裏側中央にある直径30mmほどの出っ張りが納まる大穴を空けなければいけなくなるので、それがイヤな場合はスペーサーを使用します。


※ 上の写真:左がスペーサー、右がスターポート本体の裏面。


最終チェックです。
魚探台もセッティングしてみました。

ガタつきもありません。


はい、完成です!

艤装DIYも少しずつ慣れてきましたかね。
今回もスムーズに安全に作業できました。


こんなふうにカスタマイズしていくと漕ぎにいきたくなって仕方ありませんね。笑
「デスペラード」の艤装は一旦ここまで。
また必要に応じてカスタマイズしていきたいと思っています。
 
 




2020年3月8日日曜日

2020年3月8日【フィッシングカヤック艤装】試乗艇・忍Proに艤装してみました!

それでは!試乗艇【忍Pro】に施した艤装をご紹介していきます。
本格的な艤装はサニー本橋にとってもはじめてで、けっこう緊張しました~。


今回の艤装ミッションは「魚探台の設置とそれにまつわるエトセトラ」です。
※上の写真が完成図です。


1、レイルブレイザ社製「アジャスタブルプラットフォーム(魚探台)」を設置するためのスターポートベース設置

2、魚探振動子をコンソールボックス底部に設置するための穴二つ(上面と底部)

3、コンソールボックス運搬用にショルダーストラップ装着のためのアイレット増設


ということでやっていきましょう!


1「スターポートベース」設置は瞬殺でした。(写真すら無し!)
下穴を2.5mmで空けてからビス止めするだけ。

次は2「魚探振動子のコードを通す穴あけ」作業です。
サニー本橋が使用している魚探はホンデックスPS-611CN、コード径は6mmくらいですが本体への接続コネクターが20mmあるのでホールソーで穴を空けます。


まずは上面のほうから。(いきなり底部に穴を空けるのは躊躇したので笑)

ホールソーで空けた穴をやすりで仕上げてコネクターを通して穴のサイズを確認。
ガバガバにならずぴったりでスムーズな穴を空けられました。


通したコードにモノタロウで買った「穴あきシリコンゴム栓」を嵌めます。
シリコン栓にはカッターナイフでスリットを入れてコードを通します。

※シリコン栓は上径×下径×高さH(mm) 23x20x26 。


そしてむぎゅっと嵌めれば一丁上がり!
シリコン栓の穴はコード径よりもちょっとだけ大きくてスルスルだったのですが、むぎゅっとすることでしっかりフィットさせることができました。

ちなみに魚探台のベースは左端に設置しました。


試しに魚探を付けてみます。
コードの曲げ加減も加味して位置決めしたおかげで魚探に干渉せずにコードを通せました。

よしよし。


続いて底部への穴あけです。
もう自身満々でホールソーで穴あけ~。


やすりで仕上げて穴のサイズを調整。


先ほどと同じようにシリコン栓をはめます。


むぎゅーっとして終了。

・・・ちょっとはみ出過ぎますね。。。
しかもシリコン栓で留めただけだと振動子自体も安定感に欠けますねえ。
再考の余地あり、でも今日のところはこのまま作業を続けます。


コンソールボックス内部の様子。
ホンデックスのコードは太くてかさ張るので、ぎりぎりまで奥に穴を空けたのは正解だったでしょう。(たぶん)


そして上面の穴へとコードを通します。

スターポートベースのビスが下にはみ出ていてアブナイのでここも要修正ですね。


さあ最終確認です。
ここからは付属のボックススタンドにコンソールボックスを置いて作業をします。

あらためて上面へコードを出し、魚探本体に接続。


底部の振動子はこんな感じ。
ボックススタンドに置けばまったく問題なくクリアランスは確保できていますね。


これで2「穴あけ」ミッション完了です!
思った以上にスムーズに作業できました~。


残るは3「ショルダーストラップの装着」です。

コンソールボックスの前方にはカヤック本体と接続するアイレットが初めから付いているので、後方にアイレットを増設します。
ステンレスのアイレットは近所のコメリに売っていました。(海沿いの町限定でしょうかね?)


下穴をサクっと空けてネジとナットでアイレットを固定。
ショルダーストラップはソフトクーラーバッグ「アイスミュール クラシッククーラーM」の使わないのを流用。

アイレットは正中線から少しずらして設置してみました。
コンソールボックスの蓋の留め具があるので邪魔かなあ、と。


はい、こんな感じに。
アイレットをずらして増設したけれど、背負ってみたところ特に違和感ありませんでした。

こうしてコンソールボックスを背負えば、運搬時に手が空くのでその他の荷物を持てますね!


さあカヤック本体にセッティングしてみます!

ん?
けっこう振動子を前に付けちゃったので意識してコンソールボックスを傾けないと飛び出てしまいそうです。。。


コンソールボックスを斜めに固定するゴム製のストッパーをかませれば問題なく固定できました。
このくらい斜めにすれば振動子はカヤック底部からも飛び出ません。


コンソールボックスを正位置にしたところ。
カヤック本体底部から5cmくらいははみ出ていますね。
出艇・上陸時は十分注意しなきゃです。


以上で3っつの艤装ミッション完了です~♪


そして昨日の釣行となった次第です。

まだまだ手直ししたい部分、増設したいパーツなどもありますが、ひとまず艤装第一段階としていいんではないでしょうか?
フィッシングカヤックの艤装は自艇への愛着も湧くし、次の釣行へのモチベーションも高くなりますね!


今回はポリエチレン製カヤックへの艤装でしたが、FRP製のロックンロールカヤックス「デスペラード」への艤装も別にブログにアップします!




2020年3月7日土曜日

2020年3月7日【開店休業】新・試乗艇の進水式&カヤックフィッシング!

相変らずな開店休業~♪
小春日和に漕ぎ出さないは無粋の極み、ということで、先日導入した試乗艇【バイキングカヤック忍Pro】の進水式を兼ねてカヤックフィッシングをしてきました!


こちらがサニーコーストカヤックスの新しい試乗艇【忍Pro】です!
カラーはサニーコーストカヤックスのロゴをイメージして「ティール・ホワイト・ウォームレッド」の3色グラデーション。

艤装も確定申告からの現実逃避の合間に済ませ(笑)、いよいよ五ヶ所湾デビューです~。


【忍Pro】の一番の特徴である独立構造のコンソールボックス。
タックルボックスなどの小物をまとめて入れておけ、そのままセットして漕ぎ出せるという優れモノ♪

そのコンソールボックスにアイレットを増設してショルダーベルトを付けて肩に掛けられるようにしてみました!
【忍Pro】の艤装については別にブログを書きますね。


デッキにあるハッチにショルダーベルトを仕舞ってみました。
このハッチ、海上では手が届かないし容量も限られているのでこんなものを入れておくのがちょうど良さそうですね。

まあ、基本的にはメンテナンスハッチなんでしょうが。


コンソールボックスにはルアーなどを入れたタックルボックス数個と、普段カヤックを漕ぐ時に持って行くドライバッグ、ペリカンケースの他、飲み物もすっぽり♪
容量もノーマルモデル【忍】よりも大きく、たっぷり荷物を収納することができます。


このコンソールボックスは出艇時にはこんなふうに斜めにします。(そのためのストッパーも標準装備)
こうすることでコンソールボックス底部に付けた魚探の振動子を引きずらないで済みます。

痒い所に手が届くような配慮がうれしいですね。


かたちばかりですが進水式を。
末永い安航を祈念して。


さあ準備万端!

微風、ベタ凪。
こんな日に漕げることに感謝ですね。


漕ぎ出し、いつものポイントへ。
途中でも糸を垂らしてみましたが反応なし。

いつものポイントに着くとさっそくアタリが!


【忍Pro】進水式での初ものはオオモンハタでした!
・・・でもリリースサイズ。。。


続いてエソ。


さらにエソ。
ジグとそう変わらないサイズなのに食いついていく闘争心だけは見上げたものですね。


昼前になるとしわ一つない鏡のような凪に。

プカプカと浮かんでいるだけで幸せですなあ。
かの太公望もカヤックフィッシングの至福は知るまいて。


どうも本日はお魚さんたちものほほんとお過ごしのようでアタリも少ない感じに。
思い出したようにエソが来ますが、そのエソすらもやる気なくのた~と上がって来るばかりです(いつものことか笑)。


と、やっとまともなアタリが!


30cmほどのオオモンハタでした!
これはキープします。


引きが強かったのはヘンなところにフッキングしていたからで、僕の予想ではもっと大物が掛ったハズだ!と意気揚々でしたが、まあそんなものですね。

でもドヤ顔自撮りしておきます。笑

その後、大物らしきアタリを痛恨のバラシで気分も撃沈し、帰路へ。


上陸前にまたコンソールボックスを斜めにします。

これを忘れると振動子をやらかしちゃいますからね。
大漁に浮かれていなければ大丈夫でしょう。


釣り具を片付けた後、試しにコンソールボックスを外した状態で漕いでみました。

浮いている状態での吃水は10cmくらいでしょうか。
このまま漕いでみると吃水はさらに上がり、マジ漕ぎすると溢れ出んばかりにまでなりました。

密かに、透明な板をはめ込めばグラスボートみたいになるかなあとか目論んでいるのですが、かなりしっかりしたものにしないとだなあと思いました。


【忍Pro】の進水式カヤックフィッシング、いい海況に恵まれのんびりと楽しませてもらいました。
試乗艇【忍Pro】は「カヤックフィッシング ファーストステップ講習」などでお乗りいただくことができます。


とりあえず施した艤装については別にブログにアップしますよー。