2018年12月12日水曜日

2018年12月12日【伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会】外湾漁協さんを見学してきました!

今日は【伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会】のSDG’s部会として実施した三重外湾漁業協同組合さん見学会に参加してきました!


三重外湾漁協さんは南伊勢町の奈屋浦にあります。
参加者が多かったので近くの多目的集会所にて常務理事の田岡さんから漁協の仕組みや漁業権についてのお話しを伺いました。

なんとなく知っていたつもりでいましたが、改めて伺うとそうだったのかあと初めて知ることも多く、とても勉強になりました。
伊勢志摩でエコツーリズムを考えていく上で「海」というのは外せないファクターなので、漁協さんに協力いただいて「漁師さんにとっては当たり前のこと」をきちんと知る機会はとても貴重だったかと思います。


たっぷり3時間近くお話しを聞いた後、奈屋浦漁港を見学させていただきました。
奈屋浦漁港は三重県下で最大の漁獲量を誇っています。それどころか県の水揚げ量の2/3がこの港という、まさに一大漁業基地なのです!


ずらりと並ぶ漁船は巻き網漁をする船団の船たちです。壮観ですねえ。

隣接する市場も県下最大規模。
朝には数百人の漁師さん、卸問屋さんなどでにぎわうそうです。


最後に特別に魚の加工場も見させてもらいました。
捌いていたのは今日水揚げされたワラサ(小振りなブリ)で、町内の保育園の給食に使われるのだとか。
贅沢な給食ですね♪


外湾漁協さんは志摩市から尾鷲市までに点在していた各漁協さんを合併して作られた巨大な漁業協同組合です。
合併には様々な問題がありすぐには団結できなかったところもありましたが、今年の9月に志摩~尾鷲までのすべての漁協が参入したそうです。

後継者問題や漁獲量の低迷など課題も多いとのことですが、伊勢志摩で自然相手に暮らしていくというのは僕らアウトドア事業者と同じであり、課題も共通する部分があることが改めて分かりました。
エコツーリズムの推進のため、今後は漁協さん、農協さん、そして林業組合さんとも手を組み、様々な取り組みをしていく必要性があるように感じます。


伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会では、こうした活動を通して持続可能な伊勢志摩でのライフスタイルも提案していきたいと考えています。
・・・一つ返事で副会長を拝命させていただいきましたが、なかなか重い使命が課せられてきたように感じた今日の会合でした!笑



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