2018年2月23日金曜日

2018年2月20日~22日【JSCA・DAY】日本セーフティカヌーイング協会 社員総会及び代表者研修会

今年も3日間に渡って開催された【JSCA・DAY】。
日本全国から40近い公認スクール代表者の皆さんが集まりました。

Photo by JSCA

現在43の公認スクールが北は北海道から、南は沖縄まで加盟している「一般社団法人 日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)」。
今年で設立30周年を迎えます。


「JSCA・DAY」は定例総会(社員総会)と公認スクール代表者研修会、そして一般会員向け会員研修会をみっちり三日間で行います。

今年は東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催しました。


初日は公認スクール委員会による代表者研修会。
お題は「事故防止を考える~セーフティカヌーイングの原点へ~」。

一昨年から頻発しているカヤックの遭難、事故について分析し、そこから事故防止のためにプロとして何ができるのか、安全に対する啓発活動をどう行っていくかなどを話し合いました。


二日目、午前中は社員総会が滞りなく行われ、午後は会員研修会。
少々トラブルがあり、一時間目は「FRPについて」をアオキカヌーワークス・青木社長が講師役に。

長年、競技艇なども含めて多くのFRP製カヤックの製作、補修をされてこられたご経験から、いきなりの講師役指名にもかかわらずとても勉強になる研修となりました。


続く二時間目は「天気予報の実際」として、「マリンウェザー海快晴」を運営している株式会社サーフレジェンド所属の気象予報士・服部様にお越しいただきました。

天気予報は100%は当たらないものの、その予報をどう読み、現場で役に立てるかというお話しでした。


「JSCA・DAY」は日中だけではありません。
初日の夜は懇親会でしたが、二日目の夜にはインストラクター/ガイド ベーシックの検定会を実施する「カヤックベーシック検定員」のミーティング。

その他にも朝一に委員会や理事会で集まったりと、せっかく全国から仲間が集まってきているので、時間を無駄にしないようにスケジュールを組んでいました。


そして最終日。
「FRP製カヤックの構造について」と題して、SENTOM、パドルコーストのカヤックビルダーである工房船渡夢・豊島氏の講習が行われました。

カヤックだけではなくヨットを始めとする船舶の建造にも携わっており、また、カヤックインストラクターとしても活躍されている豊島氏のお話しは、時に笑いを誘い、時に厳しい言葉もあり、まさに「海の漢」の講義でした!


最後の研修はJSCA顧問弁護士である早川先生による「救急法と法」の講義です。
現場で活動する僕たちには、通りすがりの善意の第三者以上の責務が求められますが、その中で想定される注意義務や法的責任などを法律専門家の視点からお話ししていただきました。

これぞJSCAの真骨頂!といわんばかりの内容の濃い、そして重い講義でした。


こうして「JSCA・DAY」三日間が無事、終了しました。
全国から集まったJSCAの仲間の皆さん、お疲れ様でした!


そして一つここでご報告があります。
今回の社員総会において、私・本橋は理事に就任することになりました。
若輩ではありますが、JSCAのますますの発展に寄与できるよう微力ながら精進して参りたいと思っております!





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