2017年3月12日日曜日

2017年2月22日~24日【日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)総会】 JSCAは一般社団法人になります!

少し時間が空いてしまいましたが、2月下旬に開催されました「JSCA日本セーフティカヌーイング協会」の代表者研修会及び総会の報告をさせていただきます。


本年度も会場は東京にある多摩スポーツセンター。
子供たちが元気に泳ぎ回る室内プールのあるフロアの上、4階会議室に北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々のカヤック事業者の皆さんが集まりました。


総勢35名ほど。
JSCA(ジャスカ)では公認スクール代表者は出席が義務付けられているので、38校(2017年2月時点)のうちほとんどの代表者が集まりました。

この意識の高さこそJSCAらしさでもあります。


初日は「代表者研修会」です。
先年から理事長となった「アースクエスト」紺野さんの進行のもと、JSCA会長である「コアアウトフィッターズ」山口さんからのご挨拶があり、研修はスタートしました。

司会運営は公認スクール委員会の「ガイナカヤックス」森山委員長。
年度内に新規に公認スクールとなられた5名の方々に自己紹介をしていただき、「一人20秒程度」という制限付きで既存公認スクールの皆さんも自己紹介してもらいました(笑)。

この代表者研修会では今後JSCAに期待することや、実現に向けて具体的になにをやるか、どの委員会が担当するのかまで話し合いが行われました。
全国からみんなで集まるというのはものすごいエネルギー(時間とお金も)を費やすものですが、こうしてみんなが顔を突き合わせて話し合い、そして実行するのも自分たちであること。
JSCAの原動力がここにあるように感じます。


二日目は総会です。
会計などの通常報告の他に、今回は大きな事案がありました。

任意団体から、一般社団法人へ。
JSCAはいよいよ法人化することになりました!
法人化するための細かい事務作業は理事会(特に理事長)と事務局、そして顧問弁護士の早川先生の協力のもと、進められてきました。

今年度の総会にて全会一致で法人化は承認され、役員三役による設立総会を経て「一般社団法人 日本セーフティカヌーイング協会」となりました。
来年には設立30周年を迎えるJSCAにとって、大きな大きな節目となりました。


その日の昼前からは「CPR&AED指導員」の新規および更新講習会が実施されました。
内容は消防署でやっている「普通救命講習」の、講習する方の研修と同じようなものだと思います。
潜水士にして大学講師も務める講師の方の講義はめりはりがあって睡魔の襲うお昼ご飯後の時間もみんな集中して講義に耳を傾け、実技の反復を繰り返していました。



そうなんです、この僕も心肺蘇生法と応急手当、そしてAEDの使用方法の講習ができるんですよ♪

二日目の夜は懇親会。
・・・なぜか写真がありません。汗
お見苦しいところもありますが(笑)、この夜の総会もまたJSCAの醍醐味です!


最終日は顧問弁護士・早川先生による「リスクマネジメント講習」です。
早川先生が実際に関わった事故、裁判を題材にして、けっして一般の講習では聞くことのできない裁判の裏側や事件の真相(!?)、弁護士の本音についても語られ、会議室の中はほう、とか、はあといった感嘆に溢れてしまいました。

事故は起こしてはいけないと、あらためて身の引き締まる研修でした。

こうして三日間に及ぶ総会(通称JSCAデイ)は終了しました。
毎年毎年これだけのおじさんたち(今年は女性が三名いらっしゃいました!)が集まって、建物の中からもあんまり出ないで閉じこもり、語りに語る三日間は、それはそれは濃密なものです。
スカイプで出来るんじゃないか?というご意見もありますが、JSCAはまだしばらくはこのスタイルを崩すことはないでしょう。

僕はそんなJSCAの仲間であることがうれしくて、そして誇らしいです。


出席された公認スクールの代表者の皆さま、事務局の山口さん、監査という大任を果たした稲垣さん、青年部立ち上げのため短い時間にもかかわらず来場した飯山さん、石川さん、本当にお疲れさまでした!
来年また、みんな一緒にお会いしましょう~。



0 件のコメント:

コメントを投稿