2022年4月25日月曜日

ホームページのリニューアルと、ブログ移設について

すっかりブログから遠ざかっておりまして大変失礼しました。

この度、サニーコーストカヤックスのホームページをリニューアルしました!

それに合わせて今後ブログの投稿もホームページのほうに移設することとなりましたのでお知らせします。

新しいブログはこちら

 

早いものでサニーコーストカヤックスも開業八周年を迎えました。

多くのお客さまにご愛顧いただき、本当にありがとうございます!

 

これまでのホームページは開業時にサニー本橋が素人ながらも頑張って一から手作りしたのですが、今回はプロの方にお願いして作成していただきました。

エイチエムプロデュース濱地さん、ありがとうございました~。

 

 

新しいホームページは、お客様により見やすく、もっと見つけやすくをコンセプトに作り上げました。

引き続きご愛用いただければと思います。

 

しばらく離れてしまったブログもポツポツと投稿していく予定です。

SNSだけではお伝えしきれないこともしっかりと書き込んでいきたいですね。

今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

2021年4月23日金曜日

2021年4月24日【3/27、28 三重アウトドアフェスティバル出店】

 先月末のことになりますが、四日市市民公園で開催された【三重アウトドアフェスティバル】にサニーコーストカヤックスとして出店しました。

 

 

このイベント、実は一年越しの開催でした。

うん、色々ありましたね、この一年は。主催されたFM三重さん、お疲れさまでした~。

 

 
 サニーコーストカヤックスのブースはこんな感じに。
 
 
がっつりカヤックフィッシング推しですね。笑
展示したカヤックは、
 
・バイキングカヤック「忍」
 
やっぱり注目度ではナンバー1でした!
ネットで見るのと実物を見るのとは大違いですし、魚探やロッドホルダーなども艤装しておいたのでよりリアリティを感じることができたのではないでしょうか。

 
カヤック半日ツアーで活躍中の、

・パーセプション「コブ2」
 
こちらは子供たちの試乗(!?)が大人気でした♪
今度は海に浮かべて乗ろうね~。
 
 
そして国産FRP製フィッシングカヤックの、

・ロックンロールカヤックス「デスペラード」

この車載したままの展示がなかなか好評でした。
カヤックを車に積載しているのってイメージしにくいですからね、こうして間近で見ることができてふーんと納得顔のお客さまがたくさんいらっしゃいましたね。
 
 
こうしてホワイトボードに料金表を書き、テーブルにパンフレットを並べ、パソコンのモニターで動画を流しました。

昨シーズン中にGoproで撮りためた動画は山ほどあったのでそこからいい感じのをピックアップして再生していたのですが、動画はもっと大きなモニターで映せばよかったかなと反省です。。。
 
 
テーブル、イスを並べてカップを置いて、浜辺でのコーヒーブレイクをイメージした展示も。
当初の予定ではドリップコーヒーの販売も企画していたのですが、コロナ対策のため飲食はNGに。残念ですー。
 
 
このカップやポットはすでにツアーで使っていますが、実は昨年の春先にイベント出店もあるし見栄えのいいヤツを買っておこう、ということで用意したものでした。
やっと晴れ舞台に並べることができました。
 
 
こちらも現役バリバリのポット。焚き火仕様と化したGSIのパーコレーターです。
なんとなくMSRのドラゴンフライも持って来て置いときました。

どちらももともとはサニー本橋個人の装備でしたがすっかり業務用です。
 
 
お蔵入り中のスノーピークのダッチオーブン「ぶんぶく」。
これまた使い込まれてサビサビのスノーピークの「焚き火台M」とセットで展示。
(※ 薪は近所の浜から拾ってきた流木です。笑)

こんな使い込まれた品物ばかりを展示していたのはサニーコーストカヤックスだけで、まわりのブースにはピカピカの最新グッズが展示されていて最初はちょっと場違い感があり気が退けましたが、これがお客さまにはなかなかに好評でした。
 
 
最後はカリタのコーヒーメーカー「ニューカントリー102」とアウトドア高速湯沸かし器「ジェットボイル」。
カヤックを漕いで辿り着いた無人の浜で飲むコーヒーは最高の贅沢ですよね~。
 
 
おかげ様でたくさんのお客さまが足を止めてサニーコーストカヤックスのブースを覗いていってくださいました。
また、何人もの常連のお客さまがわざわざ陣中見舞いにもお越しいただき、本当にうれしかったです!
 
サニーコーストカヤックスとしてイベントに出店するのは初めての試みでした。
不慣れな点が多く、まだまだ企画の甘さも改善の余地もいっぱいありますが、こんな機会がまたあればぜひ出店してたくさんの皆さまに伊勢志摩の海でカヤックをする楽しさを、そしてサニーコーストカヤックスを知っていただければと思います。
 

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました~!!

 

 

 

2021年4月13日火曜日

2021年4月13日【JSCA日本セーフティカヌーイング協会 会員研修会】

 3月は二つのカヤック研修会に参加してきました。

一つは先日ご紹介した【JSCA指導者検定会ベーシック課程 検定員更新研修】の翌日に同じく福岡県の「玄海青年の家」で開催された「スキルアップと講習手法」の研修。

そして二つ目は愛知県矢作川で開催された「スラロームゲートを使ってのスキルアップ」研修です。

 


「スキルアップと講習手法」研修は二部構成でした。

第一部では、かつてレーシングカヤックで国体などで数々の優勝経験もある田村さんを講師に招き、フォワードストロークについてレーシング競技で培った技術と指導経験を基にフォワードストローク(前漕ぎ)を深く学びました。

 

 
最初は座学から。

さすが競技の世界の技術論は奥深く、理路整然しており、かつ田村さんは後輩の指導経験もあるので分かりやすい内容でした。
それでも技術論はまだまだ日進月歩しているそうで、「今日は基本的なことだけを」と言っていましたが、参加したおじさんカヤックインストラクターの皆さんの目から落ちるウロコで床は埋め尽くされているようでした。笑
  
 
続いてはフォワードストロークの基本の一つ「キャッチ」についておさらい。
桟橋の端に並んで座り、キャッチを確認します。
 
こういう当たり前にできてるはずだ、的なことをしっかりと確認することがコンマ0.1秒を競うレーシングカヤックの世界では必要なのでしょうね。
そしてもちろん我々カヤックインストラクターもカヤックガイドにも。
 
 
やっと水上に浮かんでも、色々考えながら漕ぐので皆さん神妙な顔つきでした。笑
質問も盛んで、当たり前だったフォワードストロークについて初心に返るような思いでした。
 
田村さん、ありがとうございました!
 
 
第二部は講習手法の研修です。
具体的には、ベーシック検定に合格しているインストラクターさんたちに対して、上位資格であるアドバンスト検定に挑戦・合格できるように講習をする、というものです。

研修はワークショップスタイルで進められ、陸上での講習方法など参加者たちが普段行っている内容を共有したり、それについてフィードバックしたりしました。
 
 
ベーシック検定では漕艇技術課目は2つの課題だけですが、アドバンスト課程は8つになります。
もちろんなんとなく出来ているだけでは不十分で、そのテクニック(=技術)についてきちんと理解し使えていて、課題を達成しているかが問われます。
 
そのことを伝えるためには指導者(=インストラクター)には正しい知識はもちろん、デモして見せることができる最低限以上のテクニックと、色んなタイプの受講者にも理解が及ぶような様々な講習手法の引き出しが求められるのです。
 
「教え方」の研修というのはJSCA会員研修会でもあまりないジャンルの研修だったので、とっても勉強になりました。
サニー本橋は自称・カヤックインストラクターなので(カヤックガイドじゃないんです)、特にこういう研修は楽しく学べました。
 
「アクロス瀬戸内カヌースクール」阪井さん、ありがとうございました!

 

 

そして九州出張から戻った翌週、今度は愛知県の矢作川に行きました。

 

 
今回はスタッフMくんも一緒に参加です。
スタッフMくんはリバーカヤック初挑戦。

・・・サニー本橋も2年振りのリバーカヤックでした。笑
 
 
今回の研修のテーマは、比較的緩やかな流れの中に設置したスラロームゲートを、指示された通りに漕ぎ抜けられるように基本パドリングテクニックをしっかり意識しておさらいする、というものでした。
研修はみっちり二日間行われました。

講師は「スイートパドル」石田さん、「一滴」中村さんのお二人です。
 
 
比較的緩やかな流れ、という割には初日はそれなりに流れており、不慣れなリバーカヤック(師匠からのもらいもの)が思うように動かせずサニー本橋はびくびくしながら漕いでいました。
スタッフMくんは若さと度胸と体力に任せて周りが目を見張るくらいチャレンジしていました。

うーん、若さって眩しいなあ。
いやいや自分だってまだまだ若いんだよ、きっとカヤックが悪いんだと決めつけ、他の参加者からカヤックをお借りしてみると、これがなんとも心地よく動き、不意にバランスを崩すこともなく思い切ってパドリングできるではありませんか~。

やっぱりカヤックのせいだったんだと結局一日半の間、カヤックをお借りして研修に挑んだのでした。笑
 
 
最後にみんなでパシャリ!
元気そうに見えますが、二日目の朝はけっこう気が重かったことを告白します。笑
普段使っていない筋肉が悲鳴と抗議してまして。。。
 
それでも過去やってきたリバーカヤックの中でも、このスラロームゲートを使っての練習は本当に楽しかったです。
いろんなテクニックを一つ一つ分解してちゃんと練習して身に付けることができたという実感があったのです。
 
川を漕ぎ下っていくダウンリバーツーリングをしていると、テクニックも求められますがなんだかんだ勢いとノリでなんとか乗り切れてしまい、あー楽しかったで終わってしまっていたのですが、そもそもアドレナリン系スポーツにそれほど関心がないサニー本橋には一過性の遊びだなあと感じていたのです。
それに比べて今回のリバーカヤック研修では、漕ぎ下ったのはおそらく100mくらいですが、そこをネチネチと何度も往復して課題のゲートをくぐるにはどうしたらいいかを反復練習して、というのがものすごく性に合っていたように思いました。
 
こうした研修で得た知識、技術、経験は自分の頭の中でも分解して整理され、それを自分のフィールド、講習に落とし込んでいきやすいと感じました。
うん、スラロームの研修はまたぜひ参加したいなと思ったのでした。
 
石田さん、中村さん、ありがとうございました~!
 
 

こうして研修三昧は一旦終了となりました。

くしくも海、湖、川と異なるフィールドであり、シーカヤック、リバーカヤックと艇種も異なる研修の連続でした。

あらためて思うことは「学ぶことの楽しさ」です。

その楽しさを一人でも多くの方にお伝えしていくのがカヤックインストラクターのお仕事だと考えています。

 

サニーコーストカヤックスは、学びたい方の知的好奇心を満たすカヤックプログラムをご用意して、皆さまのお越しをお待ちしております!

 

 

2021年4月9日金曜日

2021年4月9日【JSCA日本セーフティカヌーイング協会 ベーシック検定員 更新研修】

久々の ブログ更新となりました。😅

3月は怒涛の出張続きでしたが、自分のためにも振り返ってみたいと思います。

 

 

前回のブログでご紹介した【JSCA日本セーフティカヌーイング協会 指導者検定会ガイド課程】への研修参加と、【JSCA指導者検定会ベーシック課程】をサニー本橋自身が実施した後、3月中旬は福岡へ行ってまいりました。

目的は指導者検定会ベーシック課程を行う「ベーシック検定員」の資格更新のためです。

 

 
九州・福岡への出張ならば、やっぱりフェリーでしょう♪
大阪南港から一晩の快適クルーズでした~。

カヤックもフェリーも、船旅は贅沢でいいものですね!
 
 
そしてやって参りました「玄海青年の家」です。
早朝フェリーを降りてから朝ごはんが食べられそうなファミレスを探しましたがどこも時短営業なのかやっておらず仕方なくコンビニ飯になったことはさておき、すぐに「カヌースクール九州」の西胤さんが出てきてくださりご挨拶。うれしいなあ。
 
うん、なぜかここは帰ってきた、という安心感のある施設なのです。
 
 
今回の研修はベーシック検定員の「新規登録」と「更新」の研修です。
検定会を統括している教育普及委員会が中心となって研修会は進められました。

研修は2日間。

1日目はベーシック検定の講義内容を知り、また、あらためて講義の内容を振り返るためにと実際の検定会と同様に「総論」「安全について」「パドルスポーツの基礎知識」の3つの講義を受講しました。
もちろん3つの講義は実際の検定会と同じ90分間行い、さらに30分程度のフィードバックをしました。
 
Photo by M.Nishitsugu
 
講義は教育普及委員会の「アクロス瀬戸内カヌースクール」阪井さん、「一滴」中村さん、そしてせっかくだからとサニー本橋も一コマ講義をさせていただきました。汗
前出の「カヌースクール九州」の西胤さん、カヌー界のレジェンド「アオキカヌーワークス」青木社長、「かごしまカヤックス」野元さんなどなど、重鎮の方々はじめ現役バリバリのカヤックインストラクターの皆さんを前に講義をするのはなんとも緊張いたしました。笑
 
でもこんなチャンスをいただき、講義の進め方や話法、プロジェクターに映したパワーポイントとホワイトボードで手書きするのとの使い分けなど、フィードバックでご意見もいただき勉強させてもらいました!
 
 
講義の後、夕飯を挟んで研修はさらに続きます。
検定会で撮影された実技検定の動画を見ながらの模擬採点研修です。
 
こうして検定員の主観での採点を排除し、技術を分析したJSCAとしての統一的な基準を検定員全員で「目合わせ」することで、公平性が保たれた検定会の実施が可能となるのです。
 
 
2日目は実技な研修です。
みんなドライスーツなどフル装備です。(理由は後ほど)

【JSCA指導者検定会ベーシック課程】は2020年度から艇種ごとに受験することになったので、検定員も担当する艇種すべてについて習熟していなければなりません。
サニー本橋は「シーカヤック」「シットオントップカヤック(=フィッシングカヤック)」「レクリエーショナルカヤック」「リバーカヤック」の4艇種で申請しました。
 
 
まずは陸上で各艇種の特徴についておさらいです。
上の写真は「Riverwalker」池内さんによるリバーカヤックの説明です。
 
 
続いて、、、各艇種でレスキュートレーニングです。
グループレスキューだけではなく、セルフレスキューで再乗艇または泳いで岸までたどり着くのを全員が担当艇種すべてで行いました。

水温は12℃くらいでしょうか。
はい、だからみんなドライスーツなのです。笑
 
 
最初の沈脱はえいやっと勇気が必要でしたが、だんだんとテンションが高くなってきます。
(ネジが緩んでいったとも言えますが笑)
 
サニー本橋も4艇種すべてでしっかり復習しました!
 

そして研修終了~。
 
ベーシック検定員の任期は4年です。
4年間、またたくさんの方たちに【JSCA指導者検定会ベーシック課程】を受験いただき、JSCAの目標である安全なパドルスポーツの普及に寄与して参ります!
 
 
最後に。
会場となった「玄海青年の家」にはいつも研修や検定会の時にお世話になっています。食事も毎回美味しく、スタッフの皆さんの明るい笑顔が印象的な施設なのです。

今回はコロナの影響で宿泊することはできませんでしたが、本当にお世話になりました!

ありがとうございました~。

 

 

JSCA日本セーフティカヌーイング協会が実施しているカヤックをはじめとするパドルスポーツの指導者検定会は、こうした検定員の研修が行われているのでクオリティが極めて高く、知識もアップデートされているのです。

検定員個人の経験談だけではなく、各種研修を通して得た情報も蓄積しているので講義は広く深く掘り下げることができるのです。

 

サニー本橋は今後も検定員の更新はもちろん、各種研修に参加し、スキルアップとアップデートに精進していきたいと考えています~!!

 

 

2021年3月14日日曜日

2021年3月14日【JSCA指導者検定会 シーガイド課程三重会場&ベーシック課程南伊勢会場】

今週はJSCA指導者検定会に明け暮れました。

 

まず行ってきたのは紀北町で開催された【シーガイド課程】。

サニー本橋はインストラクタートレーナー(検定員)になるための研修として全日程3日間参加してきました。

 

 
ロックガーデンでのボートコントロール。
静水でのパドリングテクニックだけではなく、コース取りや波のタイミングなども考えてスムーズにカヤックを操作できているかを見る課目です。
 
 
いくつかの課目はワークショップ形式で行われていました。
検定員から一方的に話をするのではなく、受験者同士でワークショップは進められます。
こうしたスタイルは気付きが多く、学びが深くなりますね。
 
 
模擬ツアー中の一コマ。
もちろん検定員が故意に沈脱し(笑)、先導していたガイド役の受験者の対応を見るための課目です。
お客さまを先導している時、何を考え、何を見て、何を聞き、そして次にどう動くかを瞬時に継続的に考えるのがガイドの仕事です。
 
 
検定は夜中まで続きます。
ツーリングプランを練ったり、講義と筆記試験をしたりと、みっちりスケジュールで内容の濃い検定会でした。
 
サニー本橋が受験した頃は「インストラクター2応用課程」と呼ばれていましたが、今年度から大幅に内容が改変され、名称も「ガイド課程」になりました。
【シーガイド課程】は海をガイドするために求められる安全や技術、知識、そしてお客さまとのコミュニケーションを問う検定でした。
ガイドの現場でモノを言うのは想像力や想定力ではないでしょうか。
 
受験者の皆さんにとっても、もちろんサニー本橋にとっても非常に有意義な三日間でした!
そしてこんな現場力が問われる検定会運営をしていた検定員(ガイドトレーナー)の皆さんも本当にお疲れさまでした!
 
 
 
そのすぐあとの二日間は、今度はサニー本橋自らがカヤックインストラクターの登竜門【JSCA指導者検定会ベーシック課程】を実施しました。
 
 
今回はサニーコーストカヤックスにて講義を行いました。
プロジェクターをネットでレンタルして準備もばっちりです。
 
 
先日、事前講習会を受講いただいた受験者の方。
初日は丸一日、講義と筆記試験ですが、集中力を切らさずしっかり受講していらっしゃいました。
 
 
二日目は実技課目です。
風が吹いていたので場所を移動して実施しました。
 
 
そして午後はレスキュートレーニング。
しっかりと再乗艇もできるようになりましたね。
寒稽古お疲れさまでした~。
 
結果は見事に合格!
今後のご活躍、期待しております。
 
 
コロナ禍のおかげで再び注目を集めはじめているカヤックでの自然体験アクティビテイ。
新規参入を考えている事業者さん、行政さんも増えてきていると聞いていますが、これから新規事業を立ち上げるのにまさか無資格・無所属で始めませんよね?
 
もうそんな時代ではないのです!
 
日本には全国組織のカヤックの協会があり、資格認定や公認制度を行っています。
サニーコーストカヤックスが加盟している「JSCA日本セーフティカヌーイング協会」では、全国各地に検定員がおり要望に応じてインストラクター検定を実施することができます。
 
サニーコーストカヤックスも検定会を実施できる公認スクールです。
カヤックで新規事業を始めようとお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
厳しい現実をお話しいたします。笑
 
 
カヤックインストラクターもガイドも、一日にして成らず。
まずは【JSCA指導者検定会ベーシック課程】でプロとしての一歩を踏み出してみませんか?
 
 

2021年3月1日月曜日

2021年3月1日【JSCA日本セーフティカヌーイング協会 指導者検定会ベーシック課程】

 この週末は【JSCA日本セーフティカヌーイング協会 指導者検定会ベーシック課程】を実施しました。

 

 

受験したのは三重大学「自然環境リテラシー学」受講生の二人です。

【JSCA指導者検定会ベーシック課程】一日目は講義と筆記試験。

 

 
会場には南伊勢町商工会さんの会議室をお借りしました。
施設も設備も整っており、職員の方は三密回避のために心を尽くしてくださり、本当に素晴らしい会場なのです!

講義は「総論」「安全について」「パドルスポーツの基礎知識」の90分ずつの講義が3コマとそれぞれの筆記試験があるので丸一日掛かります。
 
 
講義は検定会テキストに沿って進めていきますが、机上のお話だけで終わらせることなく、カヤック本体やライフジャケット、ウェア類の実物を見ながら学んだりもします。
 
 
こちらは「安全」の講義でお見せしたサニー本橋のファーストエイドキット。
現役のカヤックインストラクターが講義し検定員をする【JSCA指導者検定会ベーシック課程】ならではの濃密な内容になるのです。
 
 
二日目は実技検定です。
まずは基本パドリングテクニックを確認する「漕艇技術課目」。
 
ビデオ撮影をするので後で自分のパドリングフォームをチェックすることができます。
  
 
続いてインストラクションを確認する「指導技術課目」。
インストラクター役と参加者役とに分かれてワークショップ形式で「PFD装着」「乗艇下艇」「陸上パドリング」を実演してもらいます。

こうした陸上講習に正解というのは無いのですが、いろんな人のインストラクションを見て聞くことはとても勉強になるものです。
そこで、受験者二人の実演が終わった後にフィードバック講習としてスタッフMくんにも実演してもらい、さらにサニー本橋が手練手管(!?)をお話しました。
 
 
最後は「安全技術課目」としてレスキュートレーニングを行います。
上の写真は牽引(トーイング)の練習。

トーラインを使うだけではなく、道具がない状況も想定して練習しました。
 
 
そしてセルフレスキューとアシストレスキュー(グループレスキュー)も練習します。
二人とも5mmのウェットスーツを着込んで気合も十分、もちろん再乗艇もなんなく一発成功できました!
 
 
すべての検定課目を終え、いよいよ結果発表です。。。
見事、二人とも合格でした!

合格発表の後に「漕艇技術課目」で撮影した動画を見てフィードバック。
検定のすぐ後に海上でもフィードバック講習を実施しているので、今やったらもっとイメージ通りにカヤックを動かせるようになっていると思うので半日前の自分の漕ぎ姿が歯がゆいですよね。笑

【JSCA指導者検定会ベーシック課程】はパドリング技術や知識をテストするだけではなく、この二日間でさらにレベルアップ、アップデートしてもらうことを目的にしています。
検定に合格することがゴールなのではなく、合格してからがカヤックインストラクターとしてのスタートであり、さらなるステップアップの第一歩なのです。

お二人の今後の活躍を祈念しております!
合格おめでとうございます~!!
 
 
 
サニーコーストカヤックスでは【JSCA指導者検定会ベーシック課程】を少人数でも開催しております。
【JSCA指導者検定会ベーシック課程】は艇種ごとに検定を行っており、今回は「シーカヤック」での受験でしたが「レクリエーショナルカヤック」「シットオントップカヤック」での受験も承っております。
 
ウィズ・コロナと言われるこれからの時代にますます注目を集めているパドリングスポーツを事業として活動していく上で、

・専門の資格を取得している
・全国組織の協会に加盟している

というのは事業者として最低限の常識と言えます。
旅行会社もアウトドア専門ポータルサイトも<資格所有>と<協会加盟>を重要視しています。

そして「JSCA日本セーフティカヌーイング協会」は全国に公認スクールのネットワークがあり、様々な業態の事業者が加盟し、情報交換や各種研修を積極的に行っています。
事業を継続していく上で業界情報のアップデートは必須ですよね。
 
 
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!!
 
 

2021年2月20日土曜日

2021年2月20日【大人の社会科見学と浜掃除】

 このところ、伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会での活動が多くなってきました。

先日は恒例化しつつある事業者さんへの訪問=大人の社会科見学、そして今日は活動フィールドでの清掃活動をしました。

 

 
伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会のみんなでお邪魔してきたのは大台町にあるお茶農家「やまりん製茶工場」さん。
まずは事務所で創業会長さんから起業から有機無農薬栽培へ至った経緯を伺いました。

今でこそ有機無農薬のお茶と言えば付加価値があってちょっと高くても安心安全なら、ということで手に取る方も多いと思いますが、なんと「やまりん製茶工場」さんでは1978年から始めたとのことです。
 
 
続いて畑の見学へ。
この日は「お天気雪」舞う極寒の日。

日影のお茶の葉の上には雪が解けずに残っていました。
 
 
こちらが「やまりん製茶工場」さんの有機無農薬栽培しているお茶畑。
なんと樹齢50、60年だとか!
 
この後、工場内も見学させていただきお茶づくりの基本を学ばせていただいたのでした。
うん、大人も社会科見学すべきですね。
「やまりん製茶工場」さん、ありがとうございました~。
 
サニーコーストカヤックスでは今後、ツアーなどでコーヒーが苦手な方などには「やまりん製茶工場」さんの有機無農薬栽培のお茶をご用意しますよ♪
 
 
そして今日は各自然体験事業者が、自身が活動しているフィールドの清掃活動などをする事業として五ヶ所川の河口付近の浜掃除をしました。
 
 
年に数回は自主的に浜掃除をしていますが、今回は伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会としての活動。
ちょうどタイミングもよく(!?)、いつも利用している浜のゴミが気になり始めていたところでした。
 
 
清掃作業は五ヶ所川の河口付近、右岸・左岸ともに行いました。
夏以降、台風も来なかったおかげか、この秋冬の間はそれほどゴミがたまっていませんでした。
 
 
それでもスタッフMくんと二人で2時間ばかり作業すればゴミ袋はみるみるパンパンになっていきます。
こうしてゴミ拾いをしていると、浜の様子だけではなく、その海の生活が透けて見えて来るようですね。
 
 
こちらが本日の成果でございます~。
この他に燃えないゴミも一袋分収集しました。
 
これでまたこの浜からすっきりした気分で漕ぎ出せますね♪
 
 
今回は伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会の事業としての清掃活動でしたが、やっぱり気付いた時に浜掃除をしていきたいと思います。