少し前の話しになりますが、夜桜見物に伊勢市内を流れる宮川の度会橋のたもと、宮川堤の桜並木へ行ってきました。
宮川堤の桜は「日本さんくら百選」にも選ばれる伊勢志摩随一の桜の名所です。
数年間「日本一の清流」と認定されていた宮川沿いに、鮮やかに立ち並ぶ桜並木は日本の春の原風景そのままのイメージです。
桜の時期には屋台も並び、にわかに活気づきます。
人出も多くなりますが、さすがに夜桜となると近隣の人たちしかいないのか、混むというほどでもありませんでした。
ライトアップもされていますが、控えめにしたのか予算がなかったのか、それがちょうど良いあんばいでした。
酔漢もおらず、下品なカラオケもなく、マジメに演奏しているストリートミュージシャンがいるだけでした。
僕は人ごみが大嫌いなので、このくらいの人口密度、まばらな感じが肌に合います。
屋台を冷やかしながら歩いていると、少し肌寒いようでした。
この時、四月上旬。
この数日後に花散らす雨が二日ほど降り、一気にぽかぽか陽気になっていったように覚えています。
後日の宮川堤。
あいにくの曇天でしたが、昼間にも見事な桜を見ることができました。
のどかな伊勢の春の風物詩。
今度はカヤックで川を下って訪ねたいものです。
季節は桜の春から、新緑の初夏へと向かっています。
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