短い時間ながらも充実したパドリングを終えたどり着いた沖ノ島。
浜から上がるとそこには芝生のテントサイトが広がっていました。
海岸の浜も細かい砂利でとても居心地・寝心地もよさそうでしたが、芝生の誘惑には勝てません。
一昨日前にはゴロタ浜で平気そうに振る舞っていたシーカヤックガイドの皆さんも、なんだかそわそわしながら「いいね」などとつぶやきつつテントを張り始めたのでした。
この晩はみんなで餃子を作りました。(写真がなくてスミマセン・・・)
野菜たっぷりな具を作り、皮に包んで焼いていきます。レインドッグでは年末キャンプの恒例だとか。そしてなぜかスクープアウト堀川さんが餃子作りに造詣が深いようで、あれこれと指示をしてくれました。
焼き作業は途中から僕が担当をさせてもらいました。
ラーメン屋バイト歴3年というのを買われましたが、3年間注文聞きと皿洗い中心だったので餃子を焼いたのは数えるほどでしたが、門前の小僧ならぬ入道かはたまた大仏か、なんとかうまく焼き上げることができました。
300個くらい焼き、最後には完食!
僕はその前に睡眠不足と満腹で一足先に寝袋に潜り込んでいましたがね(笑)。
翌朝、午前中は沖ノ島をちょっと歩こうということになりました。
まずは灯台へ。
沖ノ島の西の端に立つ沖ノ島灯台。昨夜も明るく夜の海峡を照らしていました。
何度も、あちこちで灯台を見上げていますが、いつも浪漫を掻き立てられるのは僕だけでしょうか?
そこから岬の先端へと続く道をゆるく下ってゆくと、友ヶ島水道を挟んですぐ向こうに淡路島が横たわっていました。
ここも流れはとても早そうで、行き交う本船も多く、遠くて近い淡路島でした。
一度テントサイトに戻って今度は東側へと歩いていきます。
海軍の聴音所の廃墟や展望台。道中、山の中なのになぜかカメと遭遇。存在そのものにもびっくりしまっしたが、カメらしからぬ素早い動きにも二度びっくりさせられました。
ちなみに、島内に残る軍事施設跡はほとんどが陸軍所属のものですが、この聴音所だけは海軍所属だったとか。
レンガ造りの他の建物、建造物に比べるとこの聴音所はその使用目的に合わせて隠密性が高く、質素な感じを受けました。
さて、このカメは何カメですかね?僕はもちろん知りません。
沖ノ島は東西に3キロ足らずもある島です。一周するとたっぷり一日掛かるとか。
上の写真左に浮かんでいるのが神島。
右手から伸びている尾根のすぐ向こうに見えるのが虎島で、その奥に霞んでいるのが地島です。
ここは陸軍の施設跡でしょうか。
まるでワインセラーかウィスキー蒸留所のようです。
こうして2時間ほどお散歩し、お昼ご飯を食べてから島を出発したのでした。
また、潮流に翻弄されるパドリングの始まりです。
続く。。。
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