11月21日木曜日。
快晴微風。海況も上々。
朝6時半出艇。
諦めの悪いオトナたちが明日の航程を意識して少しでも小豆島へ近付いておこうと漕ぎ始めた。
この日、リーダーを務めるのは小豆島のドリームアイランドの連河さん。昨夜リーダーを指名されてからのハイテンションのまま船団をぐいぐい引っ張っていく。
潮の動きの小さいうちに鼻栗瀬戸を通過。
しまなみ海道の数か所ある難所のうち、どこを抜けるかが瀬戸内カヤック横断隊の航程の大きなポイントの一つとなる。
転流時間やその後の針路も考慮して決めるが、一つ間違えると次の転流時間まで待たなければならなくなる時もある。実際、転流時間に間に合わず、どうしても漕ぎ上がることもできずに半日待機したこともあるという。
予定通り無事に鼻栗瀬戸を抜けることができた勢いがあったからだろうか、この日は夕方暗くなる前まで漕ぎ続け、60km弱進むことができた。
それだけではなく、久しぶりに穏やかな海を、瀬戸内らしい島並が続く優しい風景の中を漕ぐのがとても楽しい1日だった。
そしてさらに、潮流の顕著なエリアでもあり細かい針路変更やルート取りが要求され、島から島への長い海峡横断もあったりと、漕ぎ応えもある1日だった。
こういう日に限ってデジカメでの写真は少なく、休憩時にフェイスブックにアップした携帯で撮った写真ばかりだったりするものだ。
写真は鼻栗瀬戸に架かる大橋の手前にて。
難所の前でこうして写真を撮る余裕があったことがうれしい1枚である。
航海ログ
11月21日
06:00 ブリーフィング
06:30 大三島南岸 出発
07:30 鼻栗瀬戸 通過
08:00 伯方島北西岸 到着
08:55 岩城島南端 通過
09:30 赤穂根島北岸 到着
10:10 弓削島西岸 通過
10:35 弓削島北西岸の神社 休憩
12:20 横島 横山ビーチ 上陸休憩
13:25 出発
14:30 アブト観音 通過
16:45 走島南東岸 到着 終了
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