本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末より長らく休業させていただいておりましたが、本日より営業再開いたします!
今年もよりいっそうのご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
さて。
休業させていただいておりましたが、けっしてお正月休みを満喫していたわけではございません。
貧乏暇無し、働いても働いても我が暮らし楽にならず云々と申しますように、副業に励んでおりました。
伊勢神宮内宮前おかげ横丁。
おかげ座前の吉兆招福亭と季節屋台のおみくじ売り場
ここがこの年末年始の仕事場でした。
右に並んでいるのが干支の置物、左が招き猫。
なにを売っていたかといいますと、おみくじです。
神社さんによくある折りみくじではなく、干支や招き猫の陶器製の置物のなかに巻きみくじが詰められている品物を扱っていました。
招き猫おみくじ。右手上げは金運招き、左手上げは人とのご縁招きと云われております
これを作っている会社「おみくじ工房」の社長さんは僕のカヤックの師匠のお弟子さんの一人、言ってみれば僕の兄弟子にあたる方でして、そんなご縁で弟子入り時代から冬の間はご厄介になっています。
干支みくじ。下に穴が空いていて、その中におみくじが詰められています
そして大晦日からお正月休みの間、そして成人式の連休まではここ、おかげ横丁に出張して販売のお仕事をしておりました。
もうかれこれ五年目になりますかね。
引いたおみくじはこちらの荒縄に結んでいくこともできます
伊勢神宮にはおみくじはございません。
なぜならお伊勢参りをする日はいつも「吉日」だからです。
個人的な占いなんかするなどもってのほかということですね。
ですがせっかくお伊勢さんまで来ていただいたのにおみくじも引けないのではあんまりだ、ということでおかげ横丁でこうしておみくじを扱っていただいている次第です。
おかげさまで毎年大繁盛の大忙し。
世間様が休んでいる間に働く快感という自虐的な性向を持つ僕にはそれなりに楽しく充実するお仕事です。
夜のおかげ座前。人通りもまばらになり、独特の雰囲気をかもし出します
シーカヤック屋さんを独立開業してことして三年目。
このおみくじのお仕事もいつまで続けられるかわかりませんが、古くから海の男は縁起を担ぐといわれている通り、こうして縁起物をあつかう商いに関わるのは悪いことではないなあと感じております。
はてさてこの先どんな道行き、航海になるか分からない人生ではありますが、八百万の神々を畏れ敬い、我ただ足るを知りつつ地道に暮らしていきたいものです。
皆さま、今年もよい海旅ができますように、、、。
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