11月22日16時20分、岡山県渋川海岸に着陸。
浜には海洋ジャーナリストで初代瀬戸内カヤック横断隊隊長の内田正洋さんが出迎えてくれました。
「おおぉ、かっこええのぉ。横断隊が漕いでるのを陸から見たのは初めてだなあ」
第一次から第十次まで全航程を漕ぎ抜いてきた内田さんのセリフには計り知れない重みがあります。
’完漕請負人’こと赤塚くんを見付けてザマアミロと高笑い。そして今日だけでも相当な距離を漕いできたメンバーたち一人一人に声を掛けてくれました。
豪胆にして義理堅い。
瀬戸内カヤック横断隊が10年続き、さらに次の世代へと受け継がれていく背景には、この内田さんの海の男気があってこそだとつくづく思うのでした。
写真中央の奥にポッカリと浮かんでいる三角形の島は大槌島です。
数年前、厳冬期の三月初旬にあの小島に二日間も缶詰にされたこともありました。
この瀬戸大橋周辺海域でもいろんな思い出、出来事があったなあと暮れなずむ瀬戸内を眺めながら缶ビールをぐびりとあおるのでした・・・。
さて、10回に渡って書き綴ってきました第11次瀬戸内カヤック横断隊の参加報告でしたが、以上で終了となります。
本当はもっともっと書きたいことや言いたいことがありますが、それはまた別の機会としましょう。
もしご興味があれば瀬戸内カヤック横断隊の公式ブログもあります。
横断隊ブログでは参加した隊士の皆さんのレポートがアップされていますので、ぜひチェックしてみてください!
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