能島・船折瀬戸での講習を終え、無事に伯方S・Cパークに戻ってきてから、翌日のツーリングの課題を出されました。
海図、潮汐表、潮流表を参考にして、伯方島を一周する。
それには船折瀬戸を通過するだけではなく、島の西側にある大三島との海峡・鼻栗瀬戸も通過しなければならず、さらに風などの天候も考慮しなければなりません。
二班に分かれてさっそくプランニングを始めました。
一時間後、それぞれの班が出したプランを講師陣が確認。干満の時間と転流時間(潮流が緩まり、上げ潮から下げ潮へ、またはその逆で潮流の向きが変わる時間)との誤差や、スタート地点をどこにし二つの難所を通過するかの計画をみんなで話し合いました。
スタート地点は伯方S・Cパークに決まりましたが、島を時計回りするか反時計回りするかは明日の天候次第とし、初日の研修を終了しました。
今回のお宿は大三島にある「しまなみふれあい交流館」廃校になった校舎を再生した宿泊施設です。
校庭にはジャングルジムや朝礼台が残り、立派な巨木が威風堂々と立っていました。きっと多くの子供たちの成長を見守ってきたのであろう巨木は、やさしい潮風に吹かれてさわさわと揺れていました。
正面玄関の横の手洗い場。
下駄箱。
踊り場のある階段と、低い位置に取り付けられた大きな鏡。
片側に部屋の並ぶ長い廊下。
なんだか懐かしい気分に浸れるお宿で、心地よい疲労感と日焼けで火照った身体を楽しむように、カヤック屋のおじさん達は教室だった部屋で酒を酌み交わしたのでした。
翌日は六時半起き、七時半チェックアウト。
快晴。風は午後から西寄りの予報。
2日目の講習が始まりました。
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