2013年10月19日土曜日

のり網のある風景

あおさのりの養殖が始まりました。


浅瀬に杭を何本も打ち込み、そこに網を掛けてあおさのりを育てます。
あおさのりは南伊勢の特産品の一つに挙げられます。


杭を打ち込むのが九月に入ってから。その後、網を掛けて種付けをしていきます。
黒海苔は人為的に種付けをするようですが、あおさのり(青海苔)は自然に種付けをしているようです。川の河口近くなどに網を掛け、種付けをします。

近所のおばちゃんに聞いた話では、五ヶ所の漁師は志摩へ、志摩の漁師は五ヶ所で種付けをして、それから自分たちの所で改めて網を張るそうです。
理由は分からんが昔からそうやねえ、と言っていました。


種付けが済むと網を広げていきます。
こうして一冬、山や川からの栄養分をたっぷりもらってあおさが成長していくのです。


赤だしにあおさのお味噌汁。これが伊勢志摩の朝餉のおもてなしです。

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